ドコモ新料金プラン「ahamo」とソフトバンク・auの対抗策

モバイル通信

ドコモは、ニューノーマル時代を切り開いていくデジタルネイティブ世代にフィットした月間データ容量20GBを月額2,980円(税抜)で利用できる新たな料金プラン「ahamo(アハモ)」2021年3月に提供開始すると発表しました。

大手キャリア各社は、菅首相による携帯電話料金の値下げ要請を踏まえて、低価格プランを相次いで打ち出しているところで、KDDIは、来年2021年2月にサブブランドのUQモバイルから、データ容量20GBで月額3,980円(税抜)の新料金プランを、ソフトバンクも同様に今年12月下旬にワイモバイルから、データ容量20GBと10分以内の国内通話無料をセットにした月額4,480円(税抜)のプランをそれぞれ提供すると発表しています。

このドコモのahamo2,980円プランの登場により、既にサブブランドで新料金プランを提供すると発表したKDDIとソフトバンクにとって、ほぼ同様の4,000円台プランでは、圧倒的に不利な状況で、まさにカウンターパンチを食らいました。

そこで、ソフトバンクは、2020年12月下旬からサービス提供予定のワイモバイルの「シンプル20」を中止し、ワイモバイルからではなく、新たなオンライン専用ブランド「SoftBank on LINE」を立ち上げて、ahamoとほぼ同等の対抗プランを打ち上げました。

ソフトバンクは、2021年3月に子会社のLINEモバイルを吸収合併し、約8,400万のLINEユーザーを取り込む戦略で、SoftBank on LINEのサービスを提供開始します。
SoftBank on LINEでは、LINE利用時はカウントフリーとなり、20GBに含まれないことから、サービス内容でahamoを一歩リードした形となります。

ソフトバンクの新料金プランの詳細は、この記事を参考にしてください。

ソフトバンクの新料金プランの徹底分析と既存プラン・ドコモとの比較
ソフトバンクはNTTドコモのahamoアハモと値下げに対抗する新料金プランを発表。LINEモバイルを統合したSoftBank on LINE・ワイモバイルのシンプルS/M/L・メリハリ無制限の3ブランドで展開。そのメリット・デメリットを比較分析します。

さらに、2021年1月13日に、KDDIは、新たに月額2,480円20GBのオンライン専用ブランド「povo」を立ち上げて、ahamoとSoftBank on LINEとほぼ同等の対抗プランを発表し、UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」とau本体の「使い放題MAX5G/4G」の値下げプランも合わせて発表しました。

KDDIの新料金プランの詳細は、この記事を参考にしてください。

KDDI新料金プランの詳細とドコモ・ソフトバンクとの徹底比較
KDDIはpovoポヴォ、UQモバイルくりこしプラン、auの使い放題MAX5G/4Gの新料金プラン発表。povoはドコモahamoアハモ・SoftBank on LINEの対抗プラン。月額2480円20GB・デザリング無料・トッピング別途

KDDIの巻き返しにより、さらなる大手キャリア同志の値下げ合戦を期待するところです。このブログでも今後の展開を逐次更新して紹介して行きます。

スポンサーリンク

ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」

ahamo(アハモ)とは

「ahamo」には以下の3つの意味を込めています。

  1. 「未知の物事を瞬時に理解すること」を意味する「アハモーメント」
  2. 「なるほど」という相づちの英語表現「Aha」
  3. 「楽しい時にアハハと笑う」感嘆詞としての「アハ」

この新たな料金プランahamoを通して、お客さまに「驚き」、「喜び」そして「楽しさ」を感じていただくことをめざしています。

引用:ドコモ報道発表資料(2020/12/3)

新料金プラン

「ahamo」は、データ利用量が20GB/月で、月額料金は2,980円(税抜)です。

5分以内無料の国内通話料が月額利用料に含まれていて、データ利用量超過時の通信速度は最大1Mbpとなります。

また、12月18日にドコモの既存プランを改定する新料金プラン「プレミア」が発表され、2021年3月より提供開始する新プランでは、5G用の「5Gギガホ プレミア」で1,000円、4G用の「ギガホ プレミア」で600円を既存プランより値下げします。

プラン名ahamo5Gギガホ
プレミア
5Gギガライト
月額利用料2,980円6,650円2,980円~5,980円
データ通信容量20GB/月無制限1GB~7GB/月
データ追加オプション500円/1G1,000円/1G
超過時通信速度最大1Mbps最大3Mbps最大128kbps
通話料20円/30秒
5分通話無料オプション無料+700円/月
かけ放題無料オプション+1,000円/月+1,700円/月
ネットワーク4G/5G

ドコモの新料金プランの詳細は、この記事を参考にしてください。

ドコモの新料金プランの徹底分析とソフトバンク・auの対抗策
NTTドコモはahamoアハモの発表に続き、既存プランを改定する新料金プラン5Gギガホ プレミア・ギガホ プレミアを発表。docomo・au・ソフトバンクの既存料金プランを比較確認し、新料金・既存プランとの違い・変更点と留意事項を解説。

契約方法

契約手続きは、オンラインのみで、契約後の変更手続きなども専用アプリで行います。

新規契約事務手数料、機種変更手数料、MNP転出手数料はすべて無料となります。
ドコモショップ・ドコモインフォメーションセンターなどでの取扱い・受付は行っていません。

対応端末

ドコモは、ahamoでの動作確認ができた端末について、WEBサイトで順次発表するとしています。一番気になるのが、iPhone 12など最新端末が購入可能になるかどうかです。

ワイモバイルやUQモバイルでは、iPhone 12は、動作確認できていますが、取扱いはしていません。

順次判明次第、この記事を更新して行きます。

iPhone 12の購入については、この記事を参考にしてください。

iPhone 12を一番お得に購入する方法・端末価格徹底比較
5G対応のiPhone12をApple Storeやドコモ・au・ソフトバンクのどこで購入すれば一番お得なのか、機種変更・乗り換えMNP別に、各キャリアの端末購入プログラムや端末割引キャンペーンを適用した価格を徹底比較して、自分に合ったiPhone12の購入方法を解説します。

その他留意事項

  • みんなドコモ割・ドコモ光セット割・dカードお支払割の適用はありません。
    ただし「みんなドコモ割」について、ahamo契約への割引適用はありませんが、家族にギガホ契約がある場合、ahamo契約は同じ家族グループとしてカウントされ、そのギガホ契約については、みんなドコモ割を適用することができます。
  • 通話料やファミリー割引としての料金割引について、ahamoを使うユーザーから家族にかけると、5分までは無料となり、同じ家族グループのギガホ契約からahamoの発信は、従来通り家族内通話として無料になります。
  • 2年定期契約や解約金の設定はありません。
  • キャリアメールの提供はありません。
  • 20GBの月間データ容量は、海外82の国々・地域で追加料金なく利用できます。
  • 1,000円の利用につき、dポイント10ポイントがたまります。
  • 個人のみ契約可能です。また、契約にはdアカウントが必須です。(法人契約は不可)
  • 支払方法は、口座振替またはクレジットカード払いとなります。
  • 契約できるのは20歳以上の方に限ります。
    (親権者が契約して、20歳未満の方を利用者登録することはできます。)
  • ドコモ利用ユーザーは、MNPの手続きなしに、プラン変更できます。
    ただし、システム対応に時間を要するため、システム対応が完了する2021年5月までの間は、他社からの乗り換えと同等の手続きとなりますが、手数料や解約金の負担はありません。

ahamoとSoftBank on LINE・UQモバイルの比較

「ahamo」「SoftBank onLINE」は、データ容量20GBで、5分通話無料オプションが付いて、月額2,980円は、UQモバイルにとって、大きな差を付けられ、10分無料通話オプションを付けて家族割等を適用しても、月額1,200円割高になります。
おまけにUQモバイルは、4G対応のみで、来年早々にはKDDIは、同等プランをぶつけて来ることは間違いないでしょう。

プラン名ドコモソフトバンクau
ahamoSoftBank
on LINE
povo
月額利用料2,980円2,980円2,480円
データ通信容量20GB/月20GB/月*20GB/月
超過時通信速度最大1Mbps最大1Mbps最大1Mbps
ネットワーク4G/5G4G/5G4G/5G
通話料20円/30秒20円/30秒20円/30秒
5分通話無料オプション
無料無料+500円/月
かけ放題無料オプション+1,000円/月+1,000円/月+1,500円/月

* LINEアプリ利用時はカウントフリー。

また、ahamoは、ドコモのサブブランドではなく、料金プランの一つであるとしていることから、現在ドコモで販売されているiPhone 12などの最新端末が購入できるかも気になるところです。

iPhone 12をahamoへのMNPで、端末割引キャンペーン(22,000円割引)適用で購入できると、かなりお得になります。

しかしながら、ソフトバンクでは、ワイモバイルのサブブランドでは、現在新型iPhoneの取扱いはなく 「SoftBank on LINE」でも同様と予想され、また、ahamoもサブブランドではないとしていますが、取扱端末は異なるものと思われます。

新型iPhone等の最新・人気端末は、大容量プランの料金価格と抱き合わせでの割引となるものと思います。

ahamo先行エントリー受付キャンペーン

キャンペーンサイトから先行エントリー(電話番号とメールアドレスのご登録)して、新料金プランahamoを申し込みすると、dポイント(期間・用途限定)3,000ポイントがプレゼントされます。
先行エントリー期間:2020年12月3日(木)~提供開始日前日
契約対象期間:提供開始日~2021年5月31日(月)

ahamo先行エントリーサイト

最後に

正直あのドコモが、ここまで大胆なシンプルで安いプランを出してくるとは驚きが隠せません。

ahamoの料金プランは、2020年4月にサービス開始した「楽天モバイル」と同等で、楽天モバイルは未だに通信エリアなどに多くの課題を残しているため、ahamo発表は、楽天モバイルにとって、競争力やシェアが低下するものと思います。

プラン名ドコモ楽天モバイル
ahamoRakuten UN-LIMIT V
月額利用料2,980円2,980円
データ通信容量20GB/月無制限
超過時通信速度最大1Mbps最大1Mbps(au回線利用)
ネットワーク4G/5G4G/5G
通話料20円/30秒20円/30秒*
5分通話無料オプション無料

* Rakuten Linkアプリからの通話は無料。

KDDIやソフトバンクは、一旦、サブブランドで、20GB・月額4000円前後の新料金プランを発表しましたが、ドコモは、それを大きく上回る割安で衝撃的な「ahamo」の新料金プランと既存プランの値下げに踏み切り、それに続いてソフトバンクがahamoの対抗プランとする「SoftBank on LINE」と同等の既存プランの値下げに追随しました。

そして、2021年1月13日に、KDDIは、新たなオンライン専用ブランド「povo」を立ち上げて、ahamoとSoftBank on LINEとほぼ同等の対抗プランを発表し、UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」とau本体の「使い放題MAX5G/4G」の値下げプランも合わせて発表しました。

ようやく、3社ほぼ同等の横並びプランが出揃ったところですが、細かい部分で差はあり、そのあたりを埋める新サービスの追加や各社さらなる値下げ合戦を期待したいところです。

※ 赤字は、各社料金プランの発表・変更に基づき修正した部分となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました