iPhoneのカメラは、年々性能が上がり、誰でも気軽に美しい写真を撮ることができます。
旅先の風景や散歩途中の花々を写真に収めたり、その写真をSNSにアップしたり、写真は、趣味としても楽しむことができます。
そんな写真をただ撮るだけでも十分に楽しめますが、写真編集アプリを使って加工すると、同じ写真とは思えないほどのすばらしい一枚に仕上げることができます。
例えば、写真編集アプリを使うと、写真に写った余計なものを簡単に消すことができたり、建物を見上げて撮った時の歪みなども、簡単に真っすぐに補正できたりします。
とは言え、写真の編集・加工というと、ハードルが高いと感じられる方も多いと思います。
画像調整には、明るさやコントラストなどの調整項目が多く、その項目の意味もわかりずらく、また、写真アプリは、無料で使えるものも多いですが、使える機能は一部で、さらに利用したい場合は、課金が必要で、毎回課金要求の案内が表示され、アプリをインストールしたものの、結局アンインストールしてしまいます。
そんな中で、今回ご紹介する「Snapseed」(スナップシード)は、初心者でも、直感的に操作することができ、写真編集・加工に必要な機能はほとんどそろっていて、かつ無料で使える、ぜひおすすめしたいアプリの一つです。
この記事では、Snapseedの特徴からその使い方を実際の編集前後の写真を比較しながら、わかりやすく解説して行きます。
Snapseedの特徴
「Snapseed」は、Google社が提供している本格的な「多機能写真編集アプリ」です。
使いやすいユーザーインターフェース
一般の写真編集アプリは、設定操作が細かく複雑でわかりにくいものが多いですが、Snapseedは、多機能・高機能にもかかわらず、直感的に操作ができ、iPhone片手でも、画像をタップするだけで、いとも簡単にサクサク編集・加工することができます。
ツールの種類が豊富
Snapseedは、ポートレート・ポップ・ブライト・ファインアートなど、テーマに応じて、写真をワンタップで加工できる「効果」(フィルタ)と画像調整・アンンクロップ・ブラシ・シミ除去・部分調整・顔の向き・二重露出など、写真加工で使える「ツール」が用意されています。
Snapseedの機能
・効果(11種類)
・ツール(28種類)
・エキスポート(保存)
AI機能を使った自動補正が優れている
Snapseedは、不要な要素を消去する「シミ除去」、ゆがみ補正する「射影変換」や写真の背景を自然に広げることができる「アンクロップ」など、Googleならではの「AI技術」を駆使した自動補正機能が優れています。
編集内容が保存できる「スタック機能」
Snapseedでは、編集後、画面右下の「✓」をタップする度に、適用した「ツール」の編集内容が保存されます。
最終的にいくつかのツールで編集した写真を「エキスポート」から保存した際に、「スタック機能」により、写真のみならず、その編集内容が自動保存され、次回の編集作業を効率的に行うことができます。
また、直近で保存した編集内容は、「効果」の「前回の編集」から選択して、別の写真にその編集内容を適用することができます。
さらに、お好みの明るさやコントラストなどで画像調整した編集内容を名前を付けて、「効果」メニューに保存することもできます。
RAW現像ができる
Snapseedは、デジタルカメラなどで撮影したRAWファイルをJPG形式に変換する「RAW現像」にも対応しています。
画像を維持したまま編集できる
一般的な写真編集アプリは、オリジナルの画質を落とすものがほとんどですが、Snapseedは、写真を加工しても、オリジナル画像にレイヤーを重ねて行くので、解像度は落ちることなく、オリジナルのまま保存することができます。
無料で追加課金・広告表示は一切なし
これら機能は、あのPhotoshopや他の課金アプリにも、引けを取らないくらいのバリエーションにもかかわらず、何と無料で利用することができます。
Snapseedの基本操作・設定
編集写真(画像)の選択
アプリを起動して、画面をタップして、編集・加工する写真をライブラリから選択します。
基本画面の構成(1~7)
Snapseedの基本画面上下に配置されている「アイコン・操作メニュー」(1~7)の使い方とその機能をご紹介します。
1)開く
新しい画像を開きます。
新しい画像を開くと、現在の保存していない画像の変更内容はすべて失われます。
2)編集内容の変更・表示・共有
元に戻す・やり直す・最初に戻す
「」アイコンをタップすると、画面下から「選択メニュー」が表示され、変更を元に戻したり、やり直すことができます。また、「最初に戻す」をタップで、オリジナル画像に戻すことできます。
編集(スタック)を表示
選択メニューの「編集を表示」をタップすると、画面右下からオリジナルから順に各ツールの編集内容(スタック内の適用ツール)を確認することができます。
効果のQRコード
「効果のQRコード」から効果のQRコードを作成することができます。
「効果のQRコードを作成」をタップで、効果のQRコードが作成され、編集内容を共有することができます。
3)ファイル詳細
画面右上の「」アイコンをタップすると、写真・画像の「撮影日時・ファイル名・解像度・画像サイズ・機種・仕様」を確認することができます。
4)チュートリアルとオプション設定
画面右上端の「」アイコンをタップすると、「チュートリアル」の参照や「オプション設定」をすることができます。
チュートリアル
Snapseedのチュートリアルで、基本的な手順や編集方法の具体例を確認することができます。
編集方法を具体例な動画でわかりやすく解説しています。
設定
各オプションをチェック(✓)することで、オプション設定することができます。
【オプション】
- Sanpseedアルバムに保存(✓)
iPhone写真ライブラリの「Sanpseed」アルバムに保存します。 - ライブラリで大きなプレビューで表示(✓)
写真を「端末から開く」(写真ライブラリ)場合、一旦大きなプレビューで確認した上で「使用」をタップで選択できます。 - ダークモードで表示する(✓)
ダークモードで表示できます。利用時は、アプリの再起動が必要です。
【エキスポートと共有のオプション】
調整値は、「サイズを調整しない」で「JPG 100%」をおすすめします。
- 画像のサイズ調整
エキスポートや共有の際の画像の最大サイズを指定できます。 - 形式と画質
画像をエキスポートまたは共有する際に適用する形式と圧縮率を選択します。
5)効果
「効果」は、写真に色調変化、偏光、減光などの効果を与えることができるフィルタ機能で、画面下左の「効果」から、プリセットされた11種類のフィルタを選択することができます。
詳細は、「Snapseed「効果」の使い方」を参照してください。
6)ツール
「ツール」は、写真の編集・加工ツールで、画面下中央の「ツール」をタップして、28種類の編集・加工ツールから必要なツールを選択することができます。
詳細は、「Snapseed「ツール」の使い方」を参照してください。
7)エクスポート
「エキスポート」は、編集・加工した写真・画像を写真ライブラリに保存することができ、画面下右の「エキスポート」をタップして、「保存」「コピーして保存」「エキスポート」の3種類から選択・保存することができます。
詳細は、「Snapseedのエキスポート・保存方法」を参照してください。
Snapseed「効果」の使い方
「効果」は、写真に色調変化、偏光、減光などの効果を与えることができるフィルタ機能です。
フィルタひとつで、簡単に写真の雰囲気が変えることができるので、まずは、フィルタをかけてみましょう。
効果の種類
Snapseedでは、11種類のフィルタがプリセットされていて、その中から写真のイメージに合ったフィルタを選択適用することができます。
iOS標準の写真アプリにも、「編集」からフィルタをかける機能がありますが、同様のものです。
- Portrait
- Smooth
- Pop
- Accentuate
- Faded glow
- Morning
- Bright
- Fine art
- Push
- Structure
- Silhouette
効果適用時の基本操作
基本操作は、簡単で、画面下部に表示される「前回の編集」と「11種類のフィルタ」をスライドさせて、適用する「効果」を選択するだけで、写真の雰囲気を変えることができます。
効果スタックの確認
各フィルタのスタック(編集内容)を確認することができます。
例えば、「Morning」の効果を適用して、そのスタックを確認してみましょう。
効果から「Morning」を選択(①)し、「✓」をタップして効果を適用(②)、右の画面右上の「」をタップ(③)します。
次に、画面下から表示される「選択リスト」から「編集を表示」(④)をタップすると、画面右下からオリジナルから順に各適用ツール(スタック)を確認(⑤)することができます。
また、適用した効果スタックを再編集することもできます。
再編集の詳細は、「スタックのコピー・再編集方法」を参照してください。
効果の追加・保存
ツールを適用して作成したスタックを「効果」に追加・保存することができます。
- ツールを適用した写真の画面下左の「効果」をタップ(①)
- スライドメニューを一番右までスクロールして、「+」()アイコンをタップ(②)
- 効果に名前を付けて「OK」をタップ(③)して追加・保存
スライドメニューの一番右に「効果1」が追加されていることがわかります。
また、「効果の管理」()アイコンをタップすると、追加した効果の名称変更や削除することができます。
Snapseed「ツール」の使い方
ツールの種類(1~28)
画面下部の真ん中の「ツール」をタップすると、下記の「ツールの一覧リスト」が表示されるので、その中から必要なツールを選択します。
Snapseedでは、28種類のツールが用意されています。
「ツール」は、画像を補正する「加工ツール」とプリセットされた「フィルタ」に大別できます。
Snapseedを初めて利用する方は、とりあえず、写真に「フィルタ」を適用することをおすすめします。「効果」よりも凝ったフィルタで細かな調整も可能です。
そして、慣れてきたら、「加工ツール」を使って、写真を自由に編集・加工するのがよいと思います。
加工ツール
- 1)画像調整
- 2)ディテール
- 3)ツール
- 4)ホワイト バランス
- 5)切り抜き
- 6)回転
- 7)射影変換
- 8)アンクロップ
- 9)部分調整
- 10)ブラシ
- 11)シミ除去
- 23)顔の向き
- 25)周辺減光
- 26)二重露出
- 27)テキスト
フィルタ
- 12)HDR 風
- 13)グラマーグロー
- 14)階調コントラスト
- 15)ドラマ
- 16)ヴィンテージ
- 17)粒状フィルム
- 18)レトロラックス
- 19)グランジ
- 20)モノクロ
- 21)ノワール
- 22)顔修正
- 24)レンズぼかし
- 28)フレーム
ツール利用時の基本操作
Snapseedの基本操作は、画面を上(下)にスワイプして調整項目を選択し、画面を左右にスワイプすることで、画像編集・加工することができます。
あるいは、画面下部のアイコンをタップしてもできます。
iPhoneなら、片手で簡単操作できますね。
画面下部の「」アイコンをタップすれば、AIによる自動補正もできます。
調整が完了したら、「✓」アイコンをタップして、編集内容を保存して、引き続き他のツールで編集して行きます。
(画面右上の「開く」により新しい画像を開かない限り、編集内容は削除されません。)
1)画像調整
「画像調整」()は、写真編集・過去の基本機能で、露出や色調などを自動・手動で正確かつ詳細に調整することができます。
写真アプリの調整項目の意味や違いがよくわかないのよね。
そうなんです!実際使ってみても、その違いがわかりにくいところです。
編集用語や調整方法をオリジナル画像と比較しながら解説して行きますね。
ツールから「画像調整」()アイコンをタップします。
調整
写真を手動で調整するには、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、各調整項目を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 明るさ
画像全体の明るさを変更します。 - コントラスト
画像全体のコントラストを変更します。 - 彩度
画像の色の鮮やかさを変更します。 - アンビアンス
コントラストにひねりを加えて、画像全体の明るさのバランスを調整します。 - シャドウ
画像の暗い部分のみ明るさを変更します。 - ハイライト
画像の明るい部分のみ明るさを変更します。 - 暖かさ
画像全体に暖かみのある、または冷たい色調を色かぶりとして追加します。
自動調整
「自動調整」は、画面下右の「自動調整」()アイコンをタップ(①)することで、AIにより写真に合った画像調整を自動で行うことができます。
また、「調整」()アイコンをタップ(②)で、AIによる自動設定値を確認できます。
ヒストグラム
「ヒストグラム」は、写真のどの明るさにどれくらいのピクセル(画素)が分布しているかを一目で表したグラフです。
ヒストグラムの縦軸は「ピクセルの数」を、横軸は「ピクセルの明るさ」を表します。
明るさの分布を示す横軸の左側にグラフが多くあれば「暗い写真」、右側に多くあれば「明るい写真」と一目でわかります。
画面右下の「ヒストグラム」()アイコンをタップで、ヒストグラム波形を確認することができます。
それでは、オリジナル画像に「明るさ」「コントラスト」「彩度」「アンビアンス」「シャドウ」「ハイライト」「暖かさ」を手動でかけて、その違いを見て行きましょう。
明るさ
「明るさ」は、文字通り、写真の明るさ(露光量)、すなわち写真の明るい部分(ハイライト)と暗い部分(シャドー)の中間調を調整します。
「明るさ」をプラス(+)にすると、より明るく、マイナス(-)にすると、より暗くなります。
コントラスト
「コントラスト」は、写真の一番明るい部分と一番暗い部分の「明るさの差」で、「コントラスト」を強くする(+)と、画面の明るい部分はより明るく、メリハリのある印象に、暗い部分はより暗く、柔らかい印象になります。
彩度
「彩度」は、写真の鮮やかさを調整します。
「彩度」を高くする(+)と色が濃くなり、派手で鮮やかな印象になり、反対に低くする(-)と色が薄くなり、しっとりと落ち着いた雰囲気の写真になります。
アンビアンス
「アンビアンス」は、写真の光のバランスを調整することで、暗部を補正します。
逆光の写真の調整に使用するほか、写真全体のコントラストを強調する際に使用します。
被写体が背景より暗い場合は、暗い被写体のコントラストを上げる(+)ことで、被写体と背景のメリハリをつけることができます。
ハイライト
「ハイライト」は、写真内の明るい部分を、より明るくしたり(+)、暗くしたり(-)します。
シャドウ
「シャドウ」は、写真内の暗い部分を、より明るくしたり(+)、暗くしたり(-)します。
色温度
「色温度」は、光が持つさまざまな色を数値として表したもので、例えば、炎の色は、高温になるほど、赤→黄→青と変化します。
この色の変化を色温度といい、色温度が高いほど、写真は青く写り、低いほど、赤く写ります。
ただ、アプリの設定は逆で、写真の色かぶりを補正するために、色温度の設定を高くする(+)と赤くなり、低くする(-)と青くなります。
「色かぶり」とは、写真の色が本来の色よりも、赤っぽくなったり青っぽくなったりと、変色してしまうことを言います。
2)ディテール
「ディテール」()は、写真の輪郭やテスクチャーを浮かび上がらせ、写真全体や部分的にシャープに強調することができます。
ツールから「ディテール」()アイコンをタップします。
調整
写真を調整するには、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、各調整項目を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- ストラクチャ
もののカタチをハッキリさせたい場合に、明るい部分の輪郭とテスクチャー(質感)を浮かび上がらせ、暗い部分をより黒くします。
ストラクチャをかけることで、金属、石、木材など物体の表面の凹凸を活かし、きめ細かさや質感を表現することができます。 - シャープ
強くすると、輪郭ははっきりシャープに見えるので、若干のピンボケであれば、シャープを強めることで、ピントが合ったように補正することができます。
それでは、オリジナル画像に「ストラクチャ」と「シャープ」をかけて、その違いを見て行きましょう。
ストラクチャ
オリジナル画像と比較すると、ストラクチャを強める(+)ことで、仏像のきめ細かな輪郭と質感を表現され、弱める(-)と、仏像の表面が滑らかで柔らかな質感になったことがわかります。
シャープ
オリジナル画像(0)からシャープ(+50・+100)を強めることで、仏像の襟の部分や指の輪郭が強調されているのがわかります。
3)カーブ
「(トーン)カーブ」()は、写真の明るさ・色調・コントラストなどを補正する機能です。
ツールから「カーブ」()アイコンをタップします。
トーンカーブの設定画面
トーンカーブによる調整方法
画面下中の「カーブ表示」()アイコンをタップすると、「トーンカーブ」と「ヒストグラム」を表示(非表示)にすることができます。
トーンカーブの右上が「明るい領域」(赤い円)、真ん中が「中間調」(黄色い円)、左下が「暗い領域」(青い円)で、各領域内で、トーンカーブをコントロールすることで、画像調整することができます。
具体的には、明るい(暗い)領域のトーンカーブをタップすると、「コントロールポイント」が設定され、そのポイントを上下にドラッグすることで、写真の明るい(暗い)部分をより明るくしたり(暗くしたり)することができます。
中間調は、写真全体を明るくしたり、暗くしたりすることができます。
トーンカーブを調整するコントロールポイントは、線上をタップで、最大10個まで設定することができ、ポイントを移動したい場合は、カーブ線上をドラッグすることで移動できます。
また、ポイントを削除した場合は、カーブ線の両端まで移動すれば、削除できます。
トーンカーブのチャンネル選択方法
「RGB」とは、光の三原色と呼ばれる「赤」「緑」「青」の原色を混ぜて、幅広い色を表現する方法で、三原色すべてを混ぜた色は「白」で、光がないと「黒」になります。
トーンカーブは、画面下左の「チャンネル」()アイコンをタップすると、「RGB(白)」「赤」「緑」「青」「明度」別に、写真の明るさ・色調・コントラストなどを補正することができます。
また、RGB・赤・緑・青・明度のトーンカーブを一度に設定して、調整することもできます。
プリセット
画面下右の「プリセット」()アイコンをタップすると、ワンタップで補正できるように、ニュートラル・ソフトコントラスト・ハードコントラスト・ブライト・暗く・フェードなど30種類のプリセットが用意されています。
「ニュートラル」と「ハードコントラスト」のトーンカーブを比較してみましょう。
ハードコントラストは、ニュートラルと比べて、明るい領域を上げて、暗い領域を下げているので、コントラストが強くなっているのがわかります。
トーンカーブの基本的な使い方
「トーンカーブ」のコントロールポイントは、明るい領域・中間調・暗い領域の3点に置いて調整するのが基本となります。
「画像調整」で説明した明るさやコントラストなどの個々の調整項目をこの3点トーンカーブなら、まとめて簡単に調整することができます。
例えば、プリセットにある「ハードコントラスト」は「S字カーブ」と言われ、コントラストを上げる際に使用でき、逆に「逆S字カーブ」なら、コントラストを下げる際に使用できます。
4)ホワイトバランス
「ホワイトバランス」()は、撮影するときの光の色合いを補正して、白いものを白く写すための色補正機能になります。
被写体が、太陽光、電球や蛍光灯など光源の種類によって、赤・黄色っぽかったり、青っぽかったりすることがありますが、本来白いものを白くするように調整するのがホワイトバランスとなります。
また、実際に目の前にある光景の色とは、あえて別の色に設定することで、デザインアート的な写真に仕上げることもできます。
ツールから「ホワイトバランス」()アイコンをタップします。
AW(オートホワイトバランス)
画面下左の「」アイコンをタップすると、自動でホワイトバランスを調整することができます。
夕日の強い太陽光の影響で、写真全体がオレンジかかった色になっていますが、「オートホワイトバランス」により、本来の空の青みや雲の白さがバランスよく調整されていることがわかります。
調整
自動調整をもう少し修正したい場合、画面下中の「調整」()アイコンをタップして、「色温度」と「色合い」の数値を調整することで、好みの色に修正することができます。
調整項目
- 色温度
寒色(青)と暖色(黄色)のバランスを調整します。 - 色合い
緑とマゼンタのバランスを調整します。
もう少し雲に夕日の暖色を強めたい場合は、例えば、色温度を「-60」から「-30」に上げることで、ご覧の通り、雲に夕日が映える写真に修正することができます。
ニュートラルカラー・虫メガネ
画面下右の「ニュートラルカラー」()を使うことで、「虫メガネ」()にあてた写真部分の色温度・色合いをスポイトで吸い込むように、写真全体のホワイトバランスを調整することができます。
虫メガネをあてることで、写真のホワイトバランスを簡単に調整できるので、お気に入りの写真になるまで、虫メガネを動かしてみてください。
5)切り抜き
「切り抜き」()は、写真の不要部分をトリミングして、写真の構図を変更することができます。
切り抜き用フィルタを使うと、アスペクト比を維持しながら、簡単に写真の構図を変更できます。
ツールから「切り抜き」()アイコンをタップします。
写真下のスライドメニューから「使用可能な切り抜き用フィルタ」を選択できます。
使用可能な切り抜き用フィルタ
- フリー
自由に制限なく設定可 - オリジナル
元の画像に基づいて設定可 - 1:1
正方形の画像を作成可 - DIN
ドイツ工業規格のページサイズ(A4、A3、A2 など)に従って設定可 - 3:2
D-SLR で一般的に使用されるアスペクト比を設定可 - 4:3
DSC で一般的に使用されるアスペクト比を設定可 - 5:4
米国のページサイズ(8×10、16×20 など)に従って設定可 - 7:5
5×7 プリントのアスペクト比を設定可 - 16:9
大部分のHDTV(ワイドスクリーン) と同じアスペクト比を設定可
例えば、16:9のワイドスクリーンアスペクト比にトリミングする場合は、「表示形式」()アイコンから「16:9」アイコンをタップすると、オリジナル画像(縦長)を16:9のアスペクト比で切り抜くことができます。
「回転」()アイコンをタップすると、横長のアスペクト比でトリミングされ、被写体を所定位置に来るように左右・上下に調整します。
6)回転
回転「」は、傾き調整と回転フィルタを使って、水平が取れていない写真の傾きを修正したり、写真を左右に 90 度回転したり、左右に反転したりすることができます。
ツールから回転「」アイコンをタップします。
AIが写真の傾きを検知して自動補正します。
また、画面を左右にドラッグすることで、手動でも傾き補正することができます。
右90度回転
画面下右の「90度回転」()アイコンをタップすると、90度単位で右回りに写真を回転することができます。
左右反転
画面下右の「左右反転」()アイコンをタップすると、写真を左右に反転することができます。
7)射影変換
「射影変換」()は、射影の歪みをドラッグやピンチの基本操作で、直感的に調整することができます。
射影の歪みを調整した際のエッジ周辺部分は、AIによるエッジ補正()により、自動的にその部分(白か黒)を周辺画像に補正します。
ツールから「射影変換」()アイコンをタップします。
モード
写真下の「ティルト」()「回転」()「サイズ変更」()「フリー」()から「モード」を選択して、写真の射影変換を行うことができます。
塗りつぶしモード(エッジ補正)
射影変換によるエッジ補正部分の塗りつぶしモードには、補正部分を「白」「黒」に塗りつぶすモードと自動補正する「スマート」があります。
自動補正
画面下右の「自動補正」()アイコンをタップすると、ワンタップで写真の歪みを補正することができます。
補正前後の写真を見ると、建物が正面に向いて、補正による空白部分が、AIにより違和感なく自動補正(塗りつぶしモード「スマート」)されているのがわかります。
建物が真っすぐに補正されていますね。
これは驚きです!
次に「手動補正」の調整方法を簡単に説明します。
塗りつぶしモードは「スマート」です。
ティルト
「ティルト」()は、画面を上下左右にドラッグして、写真を台形に変形させることで傾けて、構図の奥行きを深くしたり、逆に浅くしたり、被写体の高低や遠近感を変化させることができます。
回転
「回転」()は、画面を左右にドラッグして、写真を回転させることで、写真の傾きを補正することができます。
射影変換の回転とツールの回転とは、どう違うのでしょうか?
わかりました。その違いを解説しますね。
「射影変換の回転」は、写真の背景を補正して、大きさを変えずに回転させますが、「ツールの回転」は、写真を枠内に収めるように回転させるため、写真が拡大されます。
下記写真の看板の大きさからその違いがわかると思います。
確かにツールの回転は背景を補正しない分写真は大きくなっていますね。
サイズ変更
「サイズ変更」()は、写真を縦・横に引き伸ばしたり、写真を縦・横に縮めて、両サイドのエッジ部分を周辺画像に自動補正して拡張したりすることができます。
- 右にドラッグして写真を横に伸ばす
- 下にドラッグして写真を縦に伸ばす
- 左にドラックして写真を拡張
- 上にドラックして写真を拡張
フリー
「フリー」()は、一部の被写体を少しだけ左に向けたとか、右側を広げたいなど、文字通り、自由に、細かい補正をすることができます。
8)アンクロップ
「アンクロップ」()は、写真の切り抜き(トリミング)ではなく、写真の背景などの周辺部分を自然な感じで広げる機能(逆トリミング)となります。
アンクロップ機能は、海や空など同系色の単純な背景は得意としますが、人など複雑な背景は苦手で、単純に塗りつぶせる自然の風景などは違和感なく、背景を広げることができます。
ツールから「アンクロップ」()アイコンをタップします。
オリジナル画像の枠線(白)を上下左右に引き伸ばして、写真を広げます。
上下左右にアンクロップする手順は以下の通りとなります。
9)部分調整
「部分調整」()は、「U Pointテクノロジー」により、指定した範囲の「明るさ・コントラスト・彩度・ストラクチャ」を補正することができます。
例えば、写真の暗い部分(右背景)を明るくしたい場合、写真全体を明るくすると、被写体の明るい部分がより明るく(白飛び)なるので、暗い部分のみ明るくできれば、バランスのいい明るい写真に仕上げることができます。
ツールから「部分調整」()アイコンをタップします。
次に、部分調整をしたい部分をタップすると、「コントロールポイント」()が表示されるので、調整範囲(白円内の赤い部分)をピンチで指定します。
調整範囲を指定したら、画面を上下にドラッグし、「明るさ・コントラスト・彩度・ストラクチャ」の各調整項目を選択して調整します。
調整項目
- 明るさ(-100~+100)
選択領域のみ明るさを変更します。 - コントラスト(-100~+100)
選択領域のみコントラストを変更します。 - 彩度(-100~+100)
選択領域のみ色の鮮やかさを変更します。 - ストラクチャ(-100~+100)
画像の細部でテクスチャ(質感)の量を変更します。
下記例では、写真右下部分の明るさを「0→100」に調整することで、その部分のみが明るく補正されているのがわかります。
部分調整追加()アイコンをタップして、さらに調整したい部分をタップすると、コントロールポイントを最大8か所まで追加することができます。
同様に、写真右上部分をタップして、明るさを「0→100」に調整すると、暗い部分が明るく補正されていることがわかります。
「コントロール ポイント」をタップすると、以下のオプションを選択することができます。
- カット
コントロールポイントの編集内容を切り取ります。 - コピー
コントロールポイントの編集内容をコピーします。 - ペースト
コントロールポイントの編集内容を張り付けます。 - 削除
コントロールポイントを削除します。 - リセット
最初に戻します。
10)ブラシ
「ブラシ」()は、指先のブラシを使って、「明るさの部分調整」「露出」「色温度」「彩度」を調整することができます。
ツールから「ブラシ」()アイコンをタップします。
ブラシ「効果」()の操作画面が表示されます。
ブラシの不透明度は、各ブラシの画面下中の「」 または「」アイコンから調整できます。
ブラシをかけた領域を消すには 「消しゴム」(0) を選択します。
- 明るさの部分調整(-10・-5・消しゴム・+5・+10)
画像の領域を指定して明るさを細かく調整します。 - 露出(-1.0・-0.7・-0.3・消しゴム・+0.3・+0.5・+1.0)
画像の領域を指定して露出を調整します。 - 色温度(-10・-5・消しゴム・+5・+10)
画像を暖かみのある色調や冷たい色調に変更します。 - 彩度(-10・-5・消しゴム・+5・+10)
画像の色の鮮やかさを変更します。
ブラシサイズは、画像をピンチイン・アウトすることで変更でき、「マスク」()アイコン をタップすると、ブラシのストロークをオレンジ色で表示することができます。
オレンジ色のストロークを非表示にすると、右手の露出が調整され、明るくなっているのがわかります。
11)シミ除去
「シミ除去」()は、写真に写った不要なものやシミなどを簡単になぞって、あるいは、タップして消すことができます。
ツールから「シミ除去」()アイコンをタップします。
試しに、シミではありませんが、写真の白枠の「3つの石」を消してみましょう。
何度かに分けて、石を消して行きます。
指で左上の草から3つの石までなぞると、石のいくつかが消えたのがわかります。
さらに、残った石をなぞると、ほとんどの石が消えています。
シミ消しは、最初になぞった部分(草)の画像を、AIにより同化させて消えたように見せます。
ただ、ピンチアウトして拡大してみると、不自然な部分があるのがわかります。
拡大したまま、その部分を何度かタップしたり、少しなぞったりして、周辺画像に同化させます。
すると、見事に石が消えた写真の出来上がりとなります。
いい景色を撮ろうとすると、必ず人が入ってしまうケースが多いですよね。
そんな時、このシミ除去機能で消せるのは最高です!
12)HDR風
「HDR風」()は、室内から窓を撮影した際の明暗差が大きい写真や逆光で暗い写真に有効で、暗い部分を明るく補正することができます。
すると、ご覧の通り、逆光で暗い写真の人や木々の色がクッキリと補正されています。
スタイル
HDRスタイルを変更したい場合は、「スタイル」()アイコンをタップすると、HDR スタイル(4種類)から選択できます。
HDRスタイル(種類)
- 自然
- 人物
- 弱
- 強
それでは、次の写真をHDR風に加工してみましょう。人物は、逆光で完全に黒くなっています。
各スタイルの違いは、この画像ではわかりにくいですが、黒い人物が明るくなっているのがわかります。
調整
写真を各スタイルのデフォルト値から調整したい場合は、「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプで、調整メニュー表示、横スワイプで、画像調整することができます。
調整(括弧内はデフォルト設定値)
- フィルタの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果(フィルタ)の強さを変更します。 - 明るさ(-100~+100)
画像全体の明るさを変更します。 - 彩度(-100~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。
デフォルト設定値でのHDR風(人物)の画像です。
これを「フィルタの強さを+100、明るさを+30、彩度を+20」に修正すると、写真全体が明るくなり、人物のTシャルの色合いまでわかるようになっています。
iPhoneカメラにもスマートHDRの機能があるけど、SnapseedのHDR風機能を使えば、明暗差があるシーンで使うと効果的ですね。
白飛びや黒つぶれの修正もできます!
13)グラマーグロー
「グラマーグロー」()は、写真を全体的に優しい印象に仕上げたい場合に、明るい部分をぼかした描画を重ねることで、光がにじんだような柔らかい雰囲気を出すことができます。
グラマーグローを直訳すると「魅惑の光」、そんな仕上がりになります。
また、写真の輪郭やテスクチャーを浮かび上がらせ、写真全体や部分的にシャープに強調する「ディテール」とは相反する機能となります。
スタイル
グラマーグローでは、プリセットの5種類の「グロー効果」から選択することができます。
- 「1」のグロー効果
グロー値を+27を上げて、彩度を-29に下げて、調整しています。
グロー値を上げたことにより、人物の顔が少し柔らかくなっています。
- 「2」のグロー効果
グロー値のみ+50にして調整しています。
「1」よりグロー値を上げたことにより、人物の顔がさらに柔らかい表情になっています。
- 「3」のグロー効果
グロー値を最大の+100にして調整しています。
「1」「2」よりもさらにグロー値を上げたことにより、人物の顔が絵画のような表情になっています。
- 「4」のグロー効果
グロー値を+57を上げて、彩度を-29に、色温度を-51に下げて、調整しています。
グロー値を上げたことにより、人物の顔が柔らかい表情となり、彩度と色温度をさげたことにより、全体が青みかかった印象に仕上がっています。
- 「5」のグロー効果
グロー値を+57を上げて、彩度を-33に、そして「4」とは逆に、色温度を+58に上げて、調整しています。
グロー値を上げたことにより、人物の顔が柔らかい表情となり、色温度も上げたことにより、全体が暖かみのある印象に仕上がっています。
調整
各種スタイルの「グロー」「彩度」「暖かさ」を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、縦スワイプするかして「グロー」「彩度」「暖かさ」 を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- グロー(0~+100)
柔らかさが加わります。 - 彩度(-100~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。 - 暖かさ(-100~+100)
画像に暖かみのある、または冷たい色調を色かぶりとして追加します。
グロー効果で柔らかい写真に仕上がりますね。
14)階調コントラスト
「階調コントラスト」()は、写真を「明部」「中間調」「暗部」の露出を制御して、精細な明暗のコントラストを加えることができます。
ツールから「階調コントラスト」()アイコンをタップします。
画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、下記調整項目を選択し、横スワイプして補正を行います。
調整項目
- 明部(0~+100)
画像の明るい部分にコントラストを追加します。 - 中間調(0~+100)
画像内で中間の色調にあたる灰色の部分にコントラストを追加します。 - 暗部(0~+100)
画像の暗い部分にコントラストを追加します。 - シャドウを保護(0~+100)
暗部でコントラストを追加したときに、暗部の細かなニュアンスが失われないようにします。 - ハイライトを保護(0~+100)
明部でコントラストを追加したときに、明部の細かなニュアンスが失われないようにします。
各調整項目をすべて最大値の+100に設定すると、各部の階調・コントラストがくっきりと出ていることがわかります。
同じ画像で、2)「ディテール」の最大値設定と比較すると、見た目はほぼ同じように見えます。
画像にもよりますが、どちらもコントラストを明確に表現するところは一致しています。
「ディテール」や「カーブ」機能と似た機能なんですね。
「カーブ」はやや専門的ですが、階調コントラストなら、より簡単に設定できそうですね。
15)ドラマ
「ドラマ」()は、繊細な補正から極めてアーティスティックな効果まで、ドラマチックなスタイルを適用した画像を作成できるユニークなフィルタです。
ツールから「ドラマ」()アイコンをタップします。
スタイル
写真下のスライドメニューにプリセットされたドラマチックな「スタイル」(6種類)から選択できます。
参考までに、プリセットされた6種類のスタイルを適用した写真となります。
調整
各種スタイルの「フィルタの強さ」「彩度」を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、縦スワイプするかして「フィルタの強さ」「彩度」 を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- フィルタの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果の強さを変更します。 - 彩度(-100~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。
プリセットされた6種類のスタイルの中から、写真に合ったフィルタを適用してドラマチックな一枚に仕上げてくださいね。
16)ヴィンテージ
「ヴィンテージ」()は、古いカラーフィルムで撮影したような懐かしい味のある写真に仕上げることができます。
ツールから「ヴィンテージ」()アイコンをタップします。
スタイル
写真下のスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(12種類)から選択できます。
参考までに、プリセットのうち、「3」「6」(ぼかしなし)「8」「11」(ぼかしあり)のフィルタを適用した写真となります。
調整
各種スタイルの「明るさ」「彩度」「スタイルの強さ」「周辺威光の強さ」 を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「明るさ」「彩度」「スタイルの強さ」「周辺威光の強さ」 を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 明るさ(-100~+100)
画像の明るさを変更します。 - 彩度(-100~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。 - スタイルの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果の強さを変更します。 - 周辺減光の強さ(0~+100)
画像の周囲部分が暗くなり、ヴィンテージ風の色彩と周辺減光を併用できます。
※「ぼかし」()をタップすると、ぼかしをかけることもできます。
ノスタルジックの雰囲気を醸し出していますね。
ヴィンテージのフィルタを使えば、あらゆる写真が年代物のカラー写真に早変わりしますね。いろいろ調整して味のあるお洒落な一枚に仕上げてくださいね。
17)粒状フィルム
「粒状フィルム」()は、昭和のカラーフィルムで撮影したような懐かしい味のある写真に仕上がります。
リアルな粒状感を加えることで、フィルムカメラで撮影したようなモダンな質感に、また、あえて荒めの粒子を乗せることで、レトロな写真に仕上げることもできます。
ツールから「粒状フィルム」()アイコンをタップします。
スタイル
写真下のスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(18種類)から選択できます。
参考までに、プリセットのうち、「A02」「B02」「L04」「X05」のフィルタを適用した写真となります。
調整
各種スタイルの「粒子」「スタイルの強さ」を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「粒子」「スタイルの強さ」を選択し、横スワイプして数値を補正します。
- 粒子(0~+100)
画像に自然なざらつきを追加します。
値を「0」にすると、ざらつきのない画像になります。 - スタイルの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果の強さを変更します。
値を「0」にするとスタイルは追加されなくなり、粒子効果のみが適用されるようになります。
粒子のざらつきを追加すると、写真が懐かしい味わいになります。
今、昭和の使い捨てカメラのアナログ感がエモいらしく人気が再燃しています。
「粒状フィルム」で加工して、SNSにアップして見てはいかかですか!
18)レトロラックス
「レトロラックス」()は、光漏れ、スクラッチ(汚れや傷)、フィルムスタイルなどを使って、レトロな印象の写真に仕上げます。
ツールから「レトロラックス」()アイコンをタップします。
スタイル
写真したのスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(13種類)から選択できます。
他のスタイルと相違する点は、同じ「スタイル」()アイコンを複数回タップする度に、画像の光漏れとスクラッチの位置をランダムにシャッフルすることができます。
調整
各種スタイルの各調整項目を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「スクラッチ」「光漏れ」等の各調整項目を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 明るさ(-100~+100)
画像の明るさを変更します。 - 彩度(-100~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。 - コントラスト(-100~+100)
画像全体のコントラストを変更します。 - スタイルの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果の強さを変更します。 - スクラッチ(0~+100)
画像に汚れや傷を追加します。
スクラッチは、「スタイルの強さ」の値が「0」の場合にも適用されます。 - 光漏れ(0~+100)
画像に光漏れが追加されます。
光漏れは、「スタイルの強さ」の値が「0」の場合にも適用されます。
シャッフル
スタイルは、メニューから選択もできますが、画面下左の「シャッフル」()アイコンをタップすれば、13種類のスタイルとその設定値をランダムに変更することができ、写真に様々なレトロラックスのスタイルを試すことができます。
19)グランジ
「グランジ」()は、色とテクスチャをくすんだ雰囲気に変えます。
ツールから「グランジ」()アイコンをタップします。
テクスチャ
「テクスチャ」()アイコンをタップして、写真下のプリセットされた「テクスチャ」(5種類)から選択できます。
また、同じ「テクスチャ」()アイコンを複数回タップする度に、グランジのスタイルをランダムにシャッフルすることができます。
調整
各種スタイルの各調整項目を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「スタイル」「明るさ」「コントラスト」等の各調整項目を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- スタイル(0~+1499)
1,500 種類の色や色調から選択します。
スタイルに対応する数値が画像上に表示されるので、他の画像でも同じスタイル(数値)を選択する際に便利です。 - 明るさ(-100~+100)
画像の明るさを変更します。 - コントラスト(0~+100)
画像全体のコントラストを変更します。 - 彩度(0~+100)
画像の色の鮮やかさを変更します。 - テクスチャの強さ(0~+100)
選択したテクスチャの不透明度を調整します。
値を「0」にするとテクスチャは適用されません。
シャッフル
数百種類ものスタイルがあるので、ぴったりのイメージが得られるまで、好きなだけ試してみることができます。
「シャッフル」()アイコンをタップすれば、数百種類ものスタイルからランダムに、くすんだ雰囲気のスタイルに変更することができます。
また、画面上の「コントロールポイント」(●)を移動させて、白円をピンチすることで、ポイント周辺のぼかしの強さを変えることができます。
1,500 種類のスタイルのほんの一部ですが、動画で見てくださいね。
くすんだ感じが印象的で渋いです~!
20)モノクロ
「モノクロ」()は、モノクロフィルタを使って、モノクロ画像に仕上げることができます。
モノクロには、粒状感のあるノスタルジックな印象からすっきりしたモダンな印象まで、バラエティに富んだオプションが用意されています。
ツールから「モノクロ」()アイコンをタップします。
プリセット
写真下のスライドメニューにある「プリセット」(6種類)から選択できます。
各プリセットのモノクロフィルタをかけた画像となります。
調整
各種スタイルの各調整項目を調整したい場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「スタイル」「明るさ」「コントラスト」等の各調整項目を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 明るさ(-100~+100)
画像の明るさを変更します。 - コントラスト(-100~+100)
画像全体のコントラストを変更します。 - 粒子(0~+100)
画像に自然なざらつきを追加します。
カラーフィルタ
モノクロ写真では、カラーフィルタの効果を活かして、写真全体のコントラストを調整することができます。
「カラーフィルタ」()アイコン をタップして、「カラーフィルタ」(5色)を選択します。
モノクロ写真に、「赤」のカラーフィルタをかけて撮影すると、「赤に近い色」は明るく、その補色である「緑に近い色」は暗く、同様に、「青」のフィルターをかけると、「青に近い色」は明るく、その補色の「黄色に近い色」は暗く写ります。
モノクロ写真にカラーフィルタをつけると、カメラレンズに色ガラスフィルタを装着して撮影したときの効果をシミュレートすることができますね。
21)ノワール
「ノワール」()は、フランス語で「黒」という意味で、ギャングなどの闇社会を描いたフィルムノワールにも使われる言葉ですが、そんな暗い雰囲気の白黒映画のような加工を施すことができます。
ツールから「ノワール」()アイコンをタップします。
スタイル
写真下のスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(14種類)から選択できます。
参考までに、プリセットのうち、「S03」「C01」「C03」「H02」のフィルタを適用した写真となります。
調整
各種スタイルの各調整項目を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「明るさ」「ウォッシュ」「粒子」「フィルタの強さ」を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 明るさ(-100~+100)
画像の明るさを変更します。 - ウォッシュ(0~+100)
コントラストに一工夫を加えます。
明暗に陰鬱さが加わり、暗室で印画紙に対して行う効果をシミュレートできます。 - 粒子(0~+100)
画像に自然なざらつきを追加します。
値を「0」にすると、ざらつきのない画像になります。 - フィルタの強さ(0~+100)
選択したスタイルの効果の強さを変更します。
レトロなフィルムノワール的な感じを醸し出してますね。
22)顔修正
「顔修正」()は、顔肌の滑らかさや目の大きさを修正することで、印象的なポートレートに仕上げることができます。
ツールから「顔修正」()アイコンをタップします。
プリセット
写真下のスライドメニューにある「プリセット」(10種類)から選択できます。
参考までに、プリセットのうち、「強調2」「滑らか2」「目2」「組み合わせ2」のフィルタを適用した写真となります。
肌の色
「肌の色」()アイコンをタップすると、顔色を「青白い」「色白」「普通」「褐色」の4種類から選択することができます。
ブログの写真だと顔色の違いがわかりにくいですが、顔色が変わるというよりは、顔の明るさが変わる感じになります。
調整
各種プリセットや顔の色を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「顔を強調する」「肌を滑らかにする」「目をくっきりさせる」を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 顔を強調する(0~+100)
顔を明るくし、周囲を暗くして、被写体に注目を集めます。 - 肌を滑らかにする(0~+100)
全体では自然な外観を維持しながら、肌の質感を滑らかにします。 - 目をくっきりさせる(0~+100)
白目部分を明るくしながら、虹彩を強調して目をくっきりさせます。
iPhoneで証明写真を撮ったときの補正に使えますね。
23)顔の向き
「顔の向き」()は、被写体の顔の向きを変えたり、口角を上げたり、黒目(瞳孔)を大きくしたりすることができます。
ツールから「顔の向き」()アイコンをタップします。
顔の向き
AIによる3D解析技術によるもので、画面を左右上下にドラッグすることで、顔の表情を自然に変化させることができます。
顔の向きは、少し目線がずれてしまった場合などには便利ですね。
顔全体の動きをこの動画で確認できますよ!
少し怖いですが…….
調整
顔の表情を変えたい場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「瞳孔サイズ」「スマイル」「レンズ焦点距離」を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 瞳孔サイズ(0~+100)
瞳孔のサイズを大きくできます。 - スマイル(-100~+100)
口角を上げたり、下げたりして表情を変えることができます。
口を閉じた写真でもう少し笑顔がほしいときには効果的です。 - レンズ焦点距離(-100~+100)
レンズの焦点距離を変える効果があります。
マイナスでは広角で撮ったように、プラスでは望遠で撮ったような写真になります。
ここまで顔の表情を変えられるのは驚きました。
焦点距離を上げると顔がシャープに見えますね。
今度試してみようっと!
24)レンズぼかし
「レンズぼかし」()は、写真の背景のぼかし具合を調整できます。
最近のiPhoneでは、デュアルレンズの採用により、写真にデジタル処理を施し、自然に背景ぼかしして撮ることができますが、そうでないiPhoneでも、Snapseedでぼかしを追加することで、一眼レフで撮った写真のような背景をぼかして加工することができます。
ツールから「レンズぼかし」()アイコンをタップします。
フォーカスエリア
写真の中央に2重の円または二重線が表示されますが、これは「フォーカスエリア」で、画面下左の「楕円系」()アイコン、または「線形」( )アイコンをタップで、「楕円フォーカスエリア」と「直線フォーカスエリア」を切り替えます。
エリアの一番内側は「ぼかしのかかっていない領域」で、その外側が「ぼかしのかかっている領域」で、二重線の中が「弱めのぼかし」、二重線の外側が「強めのぼかし」の領域となっています。
フォーカスエリアは、ピンチや回転操作で、フォーカスしたい被写体のサイズや形状に合わせて変更することができます。
スタイル
写真下のスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(11種類)から選択できます。
このスタイルは、ぼかしのかかった領域内に表示する「鏡面ハイライト」(玉ボケ)の形状を好みに合わせて変更することができます。
鏡面ハイライトは、光源からの光が光沢のある表面に反射して見える光源の鏡像のことですが、実際はその違いはわかりにくいところです。
調整
背景のぼかしを調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、画面を縦スワイプするかして、「ぼかしの強さ」「変化の緩やかさ」「周辺減光の強さ」を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- ぼかしの強さ(0~+100)
フォーカスエリア外のぼかしを強くできます。 - 変化の緩やかさ(0~+100)
ぼかしのかかっていない領域とかかっている領域の二重線の間を調整できます。 - 周辺減光の強さ(0~+100)
外側のぼかし部分が暗くなり、ぼかしと周辺減光を併用できます。
上記の調整値で背景に「レンズぼかし」を入れた調整前後の比較写真となります。
背景がいい感じにボケて、被写体の女性が際立っていますね。
ぜひ!試してみてください!
25)周辺減光
「周辺威光」()は、写真の周辺(外側)部分や中心部分の明るさを調整することで、被写体を効果的に強調することができます。
ツールから「周辺威光」()アイコンをタップします。
調整
写真の「外部の明るさ」「内側の明るさ」を調整する場合は、画面下中の「調整」()アイコンをタップするか、縦スワイプするかして「外部の明るさ」「内側の明るさ」 を選択し、横スワイプして数値を補正します。
調整項目
- 外側の明るさ(-100~+100)
画像の周囲(外側)部分の明るさを調整できます。
左の写真は最大値「-100」で、周辺(外側)部分が暗くなり、右の写真は最大値「+100」で、周辺周辺(外側)部分が暗くなります。 - 内側の明るさ(-100~+100)
画像の中心部分の明るさを調整できます。
左の写真は最大値「-100」で、中心部分が暗くなり、右の写真は最大値「+100」で、中心部分が暗くなります。 - 中心のサイズ(0~+100)
写真中央にある「コントロールポイント」(●)をドラッグして移動し、ポイント周辺部分をピンチ操作でサイズ変更することで、強調部分を自由に変えることができます。
コントロールポイントは中心より少し下の方が被写体のシューズが強調されますね。
26)二重露出
「二重露出」()は、2枚の写真を重ねて合成することができます。
合成する写真は、ピンチや回転操作で、縮小・拡大したり、回転することができます。
この2つの写真を合成して見ましょう。
ツールから「二重露出」()アイコンをタップします。
合成する画像を開く
画面下左の「画像を開く」()アイコンをタップし、写真ライブラリから合成写真を選択します。
すると、2つの写真が同一サイズで簡単に合成されています。
不透明度
「透明」()アイコンをタップして、表示された不透明度のスライドバーを使って、オリジナル画像と合成用写真のそれぞれの不透明度を調整することができます。
スライドバーを左にスライドするほど、合成用画像が不透明に、右にスライドするほど、オリジナル画像が不透明になります。
合成用画像をピンチインして縮小すると、何気にグラスに映る摩天楼、こんな感じにも仕上げることができます。
スタイル
「スタイル」()アイコンをタップすると、どのように写真を合成するか6種類のスタイルから選択することができます。
それでは、この2つの画像を「スタイル」を使って合成して見ましょう。
(両画像とも不透明度は同じ「半透明」にしています。)
左の画像は、合成後写真で、右の画像は、両画像の状態がわかるように合成用画像を下半分にずらして、比較できるようにしています。
- デフォルト
両画像とも、不透明度に合わした(半透明にした)合成画像となっています。 - 明るく
デフォルトよりも、両画像とも明るくなっています。
全体に明るくなり過ぎて、合成用画像が薄くなっています。 - 暗く
合成した画像全体が暗くなり、オリジナル画像がよりはっきり見えるようになっています。
これは、合成用画像の背景を透過させたことにより、合成用画像のバイク以外は真っ暗になっています。 - 加算
「明るく」よりもさらに加算により明るくなり、オリジナル画像は、透明化なしのオリジナルのような感じに、合成用画像も全体に白飛びした感じになっています。 - 減算
「暗く」よりもさらに減算により暗くなり、オリジナル画像も合成画像も、黒つぶれした感じになっています。 - オーバーレイ
オリジナル画像と合成用画像とも、コントラストが強調され、被さった感のあるデフォルトと比べて、両画像が一体化した感じになっています。
両画像とも半透明化でのスタイルなので、不透明度のスライドバーを使って、両画像の不透明度をいい感じに調整してみてください。
27)テキスト
「テキスト」()は、写真や画像にテキスト文字を入れることができます。
ツールから「テキスト」()アイコンをタップします。
テキスト入力
画像中央に表示されている「ここをダブルタップするとテキストを変更できます」(デフォルト文字)をダブルタップすると、テキストを入力することができます。
デフォルト文字をタップして選択状態にし、好きな文字を入力して「OK」をタップします。
フォントサイズの変更
画面をピンチ操作で簡単にフォントサイズを変更することができます。
テキストの移動・回転
テキストは、ドラッグして移動することができ、2本指で回転することもできます。
フォントスタイル
「スタイル」()アイコンをタップで、写真下のスライドメニューにプリセットされた「スタイル」(38種類)から選択できます。
参考までに、フォントスタイルのうち、「L6」「H4」「N1」「M3」を適用した画像となります。
フォントスタイルをかえるだけで、おしゃれなマグカップになりましたね。
フォントカラー
「カラー」()アイコンをタップして、写真下のスライドメニューにプリセットされた「フォントカラー」(47色)から選択することができます。
参考までに、フォントカラーを変更した画像となります。
不透明度・反転
「透明」()アイコンをタップして、表示された不透明度のスライドバーを使って、入力したテキストの不透明度を調整したり、テキストの背景をフォントカラーに反転させたりすることができます。
左が入力したテキストの不透明度を下げた画像で、右がテキストの背景を透明からフォントカラーに反転させた画像になります。
別フォントでみると、テキストの背景が透明からフォントカラーに反転しているのがよくわかります。
Snapseedのテキストは、文字単位でサイズ、フォント、カラーなどの変更ができないことや改行もうまくできないことがデメリットです。
28)フレーム
「フレーム」()は、写真や画像にフレームを付けることができます。
ツールから「フレーム」()アイコンをタップします。
フレーム
写真下のスライドメニューにプリセットされた「フレーム」(23種類)から選択できます。
フレームの色は、白と黒の2色のみです。
また、選択時に「」(シャッフル)が付くアイコン()は、複数回タップする度に、フレームのエッジデザインがランダムに変わるので、気に入ったデザインを選択することができます。
(赤枠がシャッフルできるフレームです。)
写真のフレームの幅を調整したい場合は、横スワイプで、「フレーム幅」(-100~+100)を調整することができます。
フレームにもよりますが、フレーム幅-100~-50くらいで、フレームは見えなくなります。
Sanpseed「エキスポート」の使い方
ここまで、Snapseedの28種類の機能をすべてご紹介しましたが、それら機能を駆使して編集・加工した写真・画像は、最後にエキスポートして保存します。
ここでは、その方法を解説して行きます。
Snapseedでは、3種類のエクスポート・保存方法があります。
保存
元画像に上書き保存します。
画像は、スタックとして保存されるので、適用ツールを削除することで、いつでも元画像に戻すことができます。
コピーを保存
元画像とは別にコピー保存します。
コピーした画像は、スタックとして保存されるので、適用ツールを削除することで、いつでも元画像に戻すことができます。
コピーした画像は JPEG 形式になり、写真アプリの「最近の項目」の最下部に表示されるほか、「Snapseed」という名前の新しいアルバムにも保存されます。
エクスポート
元画像とは別にコピー保存します。
「コピー保存」との違いは、スタックとして保存されないので、元画像に戻すことはできません。
スタックのコピー・再編集方法
Snapseedで編集・加工した画像は、スタックがあることによって、効果やツールを使用して、画像に様々な変更を加えても、それらの変更内容は、すべて後から再変更することができます。
スタックのコピー・挿入・置換・変更破棄
編集した写真のスタックを別の写真にコピーすることができます。
また、コピー先の写真が編集済みの場合は、コピー元の写真のスタックを置換(上書き)することもできるし、挿入(追加)することもできます。
コピー元写真のスタックのコピー
コピー元写真上の「」アイコンをタップ(①)し、画面下に表示されるメニューから「編集を表示」()をタップ(②)します。
スタック(編集内容)が表示され、画面上右の「」アイコンをタップ(③)して、画面下に表示されるメニューから「コピー」をタップ(④)します。
これでコピー元のスタック(グラマーグローが効いた絵画調のスタック)がコピーされます。
コピー元スタックをコピー先写真に挿入
ライブラリからコピー先写真を選択します。
コピー先写真上の「」アイコンをタップ(①)し、画面下に表示されるメニューから「編集を表示」()をタップ(②)します。
コピー前のスタック(編集内容)が表示され、画面上右の「」アイコンをタップ(③)して、画面下に表示されるメニューから「挿入」をタップ(④)します。
コピー元のスタックが挿入され、コピー後の写真は、コピー元スタックが適用され、グラマーグローが効いた絵画調の写真に修正されているのがわかります。