2020年10月27日に総務省より「モバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プラン[概要]」が総務省から公表され、その翌日にKDDIとソフトバンクは、満を持して、ともに「au」「ソフトバンク」の料金プランの値下げではなく、両社のサブブランドで展開している「UQモバイル」「ワイモバイル」の料金プランに、月20GBで4,000円(税抜)前後のプランを追加すると発表しました。
しかし、2020年12月3日のドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」(月額2,980円・20GB)の発表により、ソフトバンクとKDDIは、あらためてその追加プランの見直しを迫られました。
その後、ソフトバンクとKDDIは、ドコモの「ahamo」に対抗するため、ソフトバンクは、2020年12月22日に「SoftBank on LINE」、KDDI(au)は、2021年1月13日に「povo(ポヴォ)」を発表しました。
プラン内容は、5分無料通話オプションの有無の違いはありますが、月額2,980円・20GB(povoのみ、月額2,480円・20GBで5分無料通話はオプション(+500円))の3社横並びの内容となっています。
大手キャリアの新料金プランの概要は、下記記事を参考にしてください。




また、KDDI(au)は、2021年1月13日に、UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」を発表し、従来の家族割やネット割を廃止し、「ひとりでも、ずーーーっとおトク!余ったデータもくりこせる」をコンセプトとして、現行の「スマホプラン」より月額料金を500円安くしています。

オンライン専用の20GBプランの発表により、サブブランドの位置づけやオンライン専用プランとの住み分けが気になるところです。
2021年2月1日に、ワイモバイルは、そのUQモバイルに対抗するため、新料金プランの一部変更し、2月18日からサービス提供を開始すると発表しました。
次いで、2021年2月18日に、オンライン専用プラン「SoftBank on LINE」を「LINEMO」として、2021年3月17日にサービス提供を開始すると発表しました。
LINEMOでは、5分無料通話/月をオプション(500円/月)として、月額料金が2,980円から2,480円に改定しています。
各キャリアのオンライン専用ブランドが出揃い、サブブランドの新料金プランは固まったところで、あらためて見直されたワイモバイルとUQモバイルの各々の新料金プランの詳細と現行プランとの相違点を解説し、ワイモバイルとUQモバイルの新料金プランのどちらがおすすめかも含めて徹底比較して行きます。
ワイモバイルの新料金プラン「シンプル」
2020年12月22日に、新たに発表されたプランは、2021年2月から提供される「シンプルS/M/L」の3プラン、5Gにも対応し、しかも同一料金で利用できます。
また、2020年12月下旬に提供を開始すると予定だった「シンプル20」(4,480円/月・20GB)は「シンプルL」に改定して提供されます。
さらに、2021年2月1日に新料金プランを下記に変更すると発表しました。
- 家族割引サービス(2回線目以降)またはおうち割光セット
従来の500円から1,080円に増額 - 「シンプルM/L」のデータ容量を月5GB増量
シンプルM:15GB/月
シンプルL:25GB/月
新料金プラン(2021年2月18日~) | ||||
プラン名 | シンプルS | シンプルM | シンプルL | LINEMO |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,780円 | 2,480円 |
-家族割*orおうち割 | -1,080円 | ― | ||
割引後月額料金(最大) | 900円 | 1,900円 | 2,700円 | 2,480円 |
データ通信容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | 20GB/月 |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | +700円 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,700円 | +1,000円 |
* 「家族割引サービス」は、2回線目以降の適用となり「おうち割 光セット(A)」と併用はできません。
旧料金プラン(~2021年1月27日) | ||||
プラン名 | スマホベーシック プランS | スマホベーシック プランM | スマホベーシック プランR | LINEMO |
月額料金 | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円 | 2,480円 |
-新規割(6月間) | -700円 | ― | ||
-家族割orおうち割 | -500円 | ― | ||
月額料金(割引後)* | 2,180円 | 3,180円 | 4,180円 | 2,480円 |
データ通信容量 | 3GB/月 | 10GB/月 | 14GB/月 | 20GB/月 |
+増量(1年無料) | +1GB/月 | +3GB/月 | ― | |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | 無料 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,000円 |
* 月額料金(割引後)は、新規割(6月間)を反映していない金額。
新料金プラン「シンプル」の概要と旧プランとの比較
新料金プラン「シンプル」と旧「スマホベーシックプラン」との違いは「10分無料通話オプション(+700円)」が月額料金とは別になり「家族割(2回線目以降)」と「おうち割」を従来の500円から1,080円の割引に増額され、さらに「シンプルM/L」のデータ容量が月5GBが増量し、「シンプルM」が15GB/月、「シンプルL」が25GB/月となっています。
これは、UQモバイルの「くりこしプランM/L」を完全に意識したものになります。
それを含めて「スマホベーシックプラン」と比較すると、月額料金(10分無料通話オプション(+700円)付加)は、シンプルS/Mが580円、シンプルLが780円の値下げとなり、さらに、シンプルMは、データ容量が5GB/月増量、シンプルLは、データ容量が11GB/月増量となります。
「10分無料通話オプション」が月額料金とは別になった分、通話の少ない・必要ないユーザーにとっては、付加しないことで、その分月額料金がさらに安くなります。
新料金プラン「シンプル」と「LINEMO」との比較
上記一覧より、シンプルL(25GB/月)とオンライン専用のLINEMO(20GB/月)を比較すると、シンプルLの方が、家族割等を適用した場合、僅かに220円高くなり、適用しない場合は、1,500円高くなります。
データ容量は、シンプルLは5GB/月多くなっています。
シンプルM(15GB/月)と比較すると、シンプルMの方が、家族割等を適用した場合、580円安くなり、適用しない場合は、500円高くなります。
データ容量は、シンプルMは5GB/月少なくなっています。
LINEMOの提供開始に伴い、結果的に「シンプルM/L」は、微妙な料金となっています。
ソフトバンクによると、この料金改定は、データ容量の差と店舗・ショップでのサポートも受けれるコスト差によるものと説明していますが、家族割やおうち割光セットを適用できるユーザーにとっては、ワイモバイルの「シンプル」の方がお得と言えます。
その他、通話オプションが10分無料か5分無料の違いがあります。
新料金プラン「シンプル」の割引サービス他
ワイモバイルは、家族ユーザーが多いため、引き続き家族割・おうち割光セットは継続されますが、カタログを見なくても選べる、わかりやすさを追求した料金プランをコンセプトに、従来の新規割(6月間700円割引)はなくなります。
ただし、データ増量オプションのキャンペーン(1年間無料)は、継続されます。
その他に、ワイモバイルを契約すると「Yahoo!プレミアムfor Y!mobile」が無料で利用できます。
「Yahoo!プレミアム会員」として、ヤフオクや雑誌漫画読み放題といったYahooのサービスが無料で使えるのはもちろん、YahooショッピングやLOHACOでポイントが+5倍ついてかなりお得になります。
現行のワイモバイルの割引サービスと追加オプションの内容とその対応状況は以下の通りです。
- 「家族割引サービス」
家族で契約する場合に2回線目以降(最大9回線)の月額料金が毎月500円割引 - 「おうち割 光セット」
SoftBank AirやSoftBank光とセットで利用すると毎月500円割引 - 「おうち割 でんきセット」
対象のでんきサービスとセットで利用するとスマホが最大10回線まで毎月100円割引(25ヵ月目以降は毎月50円割引) - 「データ増量オプション」
毎月500円でデータ利用量を増量可
・スマホベーシックプランS・シンプルS:1GB/月
・スマホベーシックプランM/R・シンプルM/L:3GB/月 - 「データ増量無料キャンペーン2」
契約月翌月から1年間データ増量オプション(500円/月)無料 - 「Yahoo!プレミアムfor Y!mobile」
Yahoo!プレミアム(462円/月)が無料 - 「新規割」(廃止)
新規契約の翌月から6か月間の月額料金が毎月700円割引
その他に、ワイモバイルは、スマホのデータ容量をタブレットなどと分け合える「子回線専用プラン」があります。親回線のデータ量を複数の端末で分け合って利用できるプランです。
「子回線専用プラン」の詳細はこの記事を参考にしてください。

ワイモバイルの新料金プランとメリット・デメリットの詳細は、この記事を参考にしてください。

UQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」
新たに発表されたプランは、2021年2月から提供される「くりこしプランS/M/L」の3プラン、5Gにも対応(今夏予定)し、しかも同一料金で利用できます。
また、2021年2月に提供を開始すると予定だった「スマホプランV」(3,980円/月・20GB)は「くりこしプランL」と改定して提供されます。
新料金プラン(2021年2月1日~) | ||||
プラン名 | くりこし プランS | くりこし プランM | くりこし プランL | povo |
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 | 2,480円 |
-家族割orギガMAX月割 | 適用なし | 適用なし | ||
データ通信容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | 20GB/月 |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(60分無料/月) | +500円 | ― | ||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | +700円 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,700円 | +1,500円 |
旧料金プラン(~2021年1月31日) | ||||
プラン名 | スマホ プランS | スマホ プランM | スマホ プランL | povo |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 | 2,480円 |
-家族割orギガMAX月割 | -500円/月 | 適用なし | ||
月額利用料(適用後) | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 | 2,480円 |
データ通信容量 | 3GB/月 | 10GB/月 | 20GB/月 | 20GB/月 |
+増量(1年無料) | +1GB/月 | +3GB/月 | 未定 | 適用なし |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(60分無料/月) | +500円 | ― | ||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | +700円 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,700円 | +1,500円 |
UQモバイルは、電話を利用が少ない方向けの「月60分無料」の通話オプションも選択できます。
新料金プラン「くりこしプラン」の概要と既存プランとの比較
新料金プラン「くりこしプラン」は「ひとりでも、ずーーーっとおトク!余ったデータもくりこせる」をコンセプトとして、現行の「スマホプラン」より月額料金を500円安くすることで、従来の家族割やギガMAX月割を廃止し、1人でも同じ料金プランで申し込むことができるようにしています。
旧スマホプランの従来の家族割やギガMAX月割適用後の料金との比較では、同一価格となります。
従来通り「10分無料通話(+700円)」は、追加オプションで、余ったデータ量は、翌月まで繰り越すことができます。
新料金プラン「くりこしプラン」と「povo」との比較
「povo」と「くりこしプラン」の違いは、「くりこしプランM」では、月額料金2,480円で同一、データ容量は15GBで、povoの方が5GB多くなっています。
「くりこしプランL」では、月額料金3,480円で、povoより1,000円高く、データ容量は25GBで、5GB多くなっています。
特に「くりこしプランM」は、povoと同一料金でにもかかわらず、5GB少ないですが「くりこしプランM・L」ともに余ったデータ量は翌月まで繰り越すことができるところがメリットでpovoとの差別化を図っているところです。
その他、povoとUQモバイルの差は、通話オプションが5分無料か10分無料の違いや、auと同様に、UQモバイルは、店舗・ショップのサポートを受けることができ、そのサービス差がコストにも出ています。
新料金プラン「くりこしプラン」の割引サービス他
現行のUQモバイルの割引サービスと追加オプションは、「くりこしプラン」「povo」の新料金プランでは、すべて廃止となります。
- 「UQ家族割」(廃止)
家族で契約する場合に2回線目以降(最大9回線)の月額料金が毎月500円割引 - 「ギガMAX月割」(廃止)
WiMAX 2+サービスかビッグローブ光(2年/3年プラン)とセットで利用すると毎月500円割引 - 「データ増量キャンペーン」(廃止)
契約月翌月から13ヶ月間データ通信容量増量・そのデータチャージ料金無料
・スマホプランS:1GB/月(1,000円/月)
・スマホプランR:2GB/月(2,000円/月)
・スマホプランV:3GB/月(3,000円/月)
その他、UQモバイルは「節約モード」が利用でき、高速通信を必要としないときに「節約モード」に切り替えられることで、データ容量を消費せずに節約することができます。
節約モード時の通信速度は「くりこしプランS」で最大300Kbps「くりこしプランM/L」で最大1Mbpsとなります。
UQモバイルの新料金プランとメリット・デメリットの詳細は、この記事を参考にしてください。

ワイモバイルとUQモバイルの新料金プラン比較
料金プランの大きな違いは、従来の家族割やネット回線のセット割を継続するか廃止するかです。
(新規割やデータ増量のキャンペーンは両ブランドとも廃止としています。)
UQモバイルは、その割引を廃止した分、ワイモバイルよりも月額料金が500円(Lプランは300円)安くしています。ワイモバイルは、従来の家族割やおうち割(1,080円割引)を適用することができます。
ワイモバイルの割引適用を受けれない方は、UQモバイルの方がお得になりますが、ワイモバイルの割引適用を受けることができる場合は、断然ワイモバイルがお得になります。
また、データ容量では、ワイモバイル「シンプルM/L」とUQモバイル「くりこしプランM/L」ともに5GB/月増量となっています。
その他、ワイモバイルは、従来のスマホベーシックプランでは、月額料金に10分無料通話を含めていましたが、シンプルでは、UQモバイル同様に追加オプション(+700円)となっています。
UQモバイルは、電話を利用が少ない方向けの「月60分無料」(+700円)の通話オプションも選択できるのはメリットですね。
新料金プラン(UQモバイル:2021年2月1日~ / ワイモバイル:2021年2月18日~) | ||||||
ブランド名 | ワイモバイル | UQモバイル | ワイモバイル | UQモバイル | ワイモバイル | UQモバイル |
プラン名 | シンプルS | くりこし プランS | シンプルM | くりこし プランM | シンプルL | くりこし プランL |
月額料金 | 1,980円 | 1,480円 | 2,980円 | 2,480円 | 3,780円 | 3,480円 |
-家族割orおうち割 | -1,080円 | ― | -1,080円 | ― | -1,080円 | ― |
月額料金(割引後) | 900円 | 1,480円 | 1,900円 | 2,480円 | 2,700円 | 3,480円 |
データ通信容量 | 3GB/月 | 3GB/月 | 15GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | 25GB/月 |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||||
通話料 | 20円/30秒 | |||||
通話(60分無料/月) | ― | +500円 | ― | +500円 | ― | +500円 |
通話(10分無料/回) | +700円 | |||||
通話(かけ放題) | +1,700円 |
それでは、個々のプラン毎に比較してみましょう。
ワイモバイルは、割引適用後の月額料金で比較します。
「シンプルS」と「くりこしプランS」の比較
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルが、580円安くなります。データ容量は、同じ3GB/月となります。
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルの方がお得になります。
「シンプルM」と「くりこしプランM」の比較
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルが、580円安くなります。データ容量は、同じ15GB/月となります。
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルの方がお得になります。
「シンプルL」と「くりこしプランL」の比較
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルが、780円安くなります。データ容量は、同じ25GB/月となります。
割引適用後の月額料金では、ワイモバイルの方がお得になります。
その他サービスの比較
UQモバイルは、余ったデータ容量を翌月まで繰り越しができ、さらに「節約モード」により、データ容量を消費せずに節約することで、毎月のデータ容量を効果的に利用することができます。
ワイモバイルは、データ容量の繰り越しはできず、節約モードの機能もありません。
この差は結構大きいと思います。
ワイモバイルは、Yahoo!プレミアム(462円/月)が無料になることや、スマホのデータ容量をタブレットなどと分け合える「子回線専用プラン」がある、キャリアメール・留守番電話が無料で利用できるなど、メリットも多いです。
5G対応について、ワイモバイルのシンプルは、2021年2月18日からのサービス開始から利用できますが、UQモバイルは、今夏からとし、2月1日から利用することはできません。
今回の発表では、KDDI・ソフトバンクともに、本体・オンライン専用・サブブランドの間で契約を変更する際にかかる契約解除料・MNP転出手数料などの手数料はすべて無料とするとしています。
【参考】各プランS/M/L選択時のデータ量の目安
各プランのS/M/Lを選択する上で、月20GBのデータ容量を目安に、月20GBでできることを簡単にまとめています。
データ容量20GB前後のプランを検討している方は、主にYoutubeや動画サイトなどをみる比率が高いと思いますが、実際に20GBで動画など、どれほど見ることができるのか気になるところです。
普通の日常生活の中で、データ無制限で大容量を消費する方は、それほどいないのではないかと思います。
結論的には、20GBあれば、主に外で動画や音楽を楽しみながら、SNSやゲームなどするには十分な容量で、そんな方には、20GBのプランはベストだと言えます。
以下の各アプリのデータ消費量の目安を記載していますので、利用目的に応じて、プラン選択時の参考にしてください。
YouTube
デフォルトは480p画質なので、20GBで最大約40時間視聴できます。
1日平均約1時間が目安になります。自宅でのWiFiも併用するなら、十分な容量かと思います。
画質 | 1GBあたりの目安時間 | 20GBまでの目安時間 |
720p(高画質) | 約60分 | 最大約20時間 |
480p(中画質) | 約120分 | 最大約40時間 |
360p(中画質) | 約180分 | 最大約60時間 |
SNS
Instagramは、画像や動画のコンテンツが多く、5分程度閲覧すると約100MB程度消費しますので、1GBで約60分程度閲覧可能です。Instagramをよく利用される場合は、意外とデータ消費量が多くなるので、なるべくWiFi環境で利用するようにしたいですね。
Twitterは、Instagaramに比べて、文字の割合が多いので、データ消費量は半分程度と考えておけばよいかと思います。
Google検索
経路検索1回で1MB程度、1GBで約1,000回検索できますので、あまりデータ消費は意識する必要はないです。
メール送受信
メール送信は、添付ファイルの大きさでデータ消費量は左右されますが、一般にPDFファイルを添付して送信した場合、500KBの消費なので、1GBあたり約2,000通を送受信可能です。
この場合は、データ消費を意識する必要はないですが、添付ファイルが画像や動画ファイルの場合は注意が必要です。
LINE
LINEメッセージなら文字のみ1通2KB程度なので、全く意識する必要はないですが、これもメール同様に画像や動画ファイルを添付送受信する場合は注意が必要です。
LINE通話では、音声通話のみの場合は1GBで約3,000分(約50時間)話すことができます。ビデオ通話をした場合は、180分(3時間)程度で1GBに達しますので、あまり長通話は注意しなければなりませんね。
音楽
5分の楽曲で4MB程度で1GBで約250曲再生可能です。なるべく外で音楽を聴き場合は、ストリーミング再生ではなく、あらかじめダウンロードしておくことをおすすめします。
最後に
後出し発表したUQモバイルの新料金プランは、ワイモバイルよりもおトク感がかなり強かったですが、2月1日にワイモバイルがさらなる値下げプランを発表しました。
ワイモバイルの家族割・ネット回線割適用を受けれない方は、UQモバイル一択になりますが、ワイモバイルの家族割・ネット回線割適用を受けれる方は、割引額が500円から1,080円の増額によりワイモバイルの方が580円~780円/月安くなり、家族で利用する方やソフトバンクの光回線を利用している方は、ワイモバイルが断然お得となります。
結論的には、ワイモバイル・UQモバイルのみの比較では、割引適用可否でワイモバイルかUQモバイルを選択することになります。
ただ、UQモバイルには、データ繰り越しできることや節約モード機能があることなどを加味すると、その価格差を受け入れることも検討することができると思います。
また、オンライン専用ブランドとの比較では、UQモバイルの「くりこしプランM/L」は、povoより月額料金やデータ容量で多少の差はありますが、データ繰り越しができる点が最大のメリットです。
一方「povo」も、無制限を200円/24時間でトッピングできるサービスもあり、各々一長一短があるところです。
ワイモバイルの「シンプルM/L」も「LINEMO」と比較で、データ容量5GB/月の差が単純に価格差に出るため、データ利用の目的・用途によって選択することになります。
今回ソフトバンクは、2月1日のUQモバイルのサービス提供開始に合わせて、ワイモバイルの新料金プランの変更を発表し、KDDIへの後出し発表に対抗する報復措置にも見えるところです。
引き続き情報が更新次第、当ブログでご紹介して行きますので、よろしくお願いいたします。
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