現在通信事業業界では、新トレンドの「20GBのオンライン専用料金プラン」が話題となり、乗り換えを検討しているユーザーも多いことでしょう。
その中で、2020年2月のMM総研が実施したスマホのデータ利用に関する調査結果によれば、59.2%のユーザーが「3GB以下」の通信量で「7GB」までの累計では約79.2%を占めています。
(株)MM総研:携帯電話の月額利用料金とサービス利用実態(2020年2月時点)
これらのデータより20GBのオンライン専用プランや無制限の大容量プランのニーズは、それほどでもなく、小中容量の料金プランで十分というユーザーが多くを占めることがわかります。
そういったニーズに応える料金プランを用意しているのが「UQモバイル」の「くりこしプラン+5G」となります。
同じサブブランドのワイモバイルの新料金プランとの比較は、この記事を参考にしてください。
この記事では、UQモバイルの新料金プランの詳細とauオンライン専用ブランド「povo」との料金比較しながら、UQモバイルのメリットとデメリットを解説し、オンラインショップでの乗り換え(MNP)手続きとそのMNPのベストタイミングをご紹介します。
この記事内の月額料金等は、税抜価格となります。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルの料金プランは「くりこしプラン」という基本プラン1種類のみとなっています。
その中で、1ヶ月に利用できる高速データ通信容量によって、S/M/Lのサイズを選べます。
また、旧「スマホプラン」の家族割やギガMAX月割適用は廃止となりましたが、その分、旧プランより月額料金が500円安くなります。
また、2021年9月2日より、新たに、「自宅セット割」と「データ増量キャンペーンⅡ」が適用開始となり、実質、旧MAX月割やデータ増量キャンペーンが復活した形になります。
くりこしプラン S/M/L +5G
プラン名 | くりこし プランS+5G | くりこし プランM+5G | くりこし プランL+5G | povo |
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 | 2,480円 |
-自宅セット割 | -580円 | -580円 | -780円 | 適用なし |
割引後月額料金 | 900円 | 1,900円 | 2,700円 | 2,480円 |
-家族割orギガMAX月割 | 適用なし(廃止) | 適用なし | ||
データ通信容量 | 3GB/月 | 15GB/月 | 25GB/月 | 20GB/月 |
+増量(1年無料)* | +2GB/月 | +5GB/月 | 適用なし | |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(60分無料/月) | +500円 | ― | ||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | +700円 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,700円 | +1,500円 |
* データ増量オプション新規加入で、適用開始翌月から13ヵ月間、その月額料が無料。
新料金プラン「くりこしプラン+5G」と旧プランとの比較
新料金プラン「くりこしプラン」は「ひとりでも、ずーーーっとおトク!余ったデータもくりこせる」をコンセプトとして、旧「スマホプラン」より月額料金を500円安くすることで、従来の家族割やギガMAX月割を廃止し、1人でも同じ料金プランで申し込むことができるように提供開始。
その後、2021年6月10日に提供開始した「でんきセット割」は、2021年9月2日より「自宅セット割」として、「でんきコース」と「インターネットコース」の2コースを用意して、ユーザーまたはその家族の月額料金を割引するサービスを開始しています。
旧スマホプランの従来の家族割やギガMAX月割適用後の料金との比較では、同一価格となりますが、「でんきセット割」により旧プランよりはおトクになります。
従来通り「10分無料通話(+700円)」は、追加オプションで、余ったデータ量は、翌月まで繰り越すことができます。
旧料金プラン(~2021年1月31日) | ||||
プラン名 | スマホ プランS | スマホ プランM | スマホ プランL* | povo |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 | 3,980円 | 2,480円 |
-家族割orギガMAX月割 | -500円/月 | 適用なし | ||
月額利用料(適用後) | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 | 2,480円 |
データ通信容量 | 3GB/月 | 10GB/月 | 20GB/月 | 20GB/月 |
+増量(1年無料)* | +1GB/月 | +3GB/月 | 未定 | 適用なし |
超過時通信速度 | 最大300kbps | 最大1Mbps | ||
通話料 | 20円/30秒 | |||
通話(60分無料/月) | +500円 | ― | ||
通話(5分無料/回) | ― | +500円 | ||
通話(10分無料/回) | +700円 | ― | ||
通話(かけ放題) | +1,700円 | +1,500円 |
* 料金体系改定の中で、スマホプランLは、提供中止となり、取扱いされません。
* データ増量オプション新規加入で、適用開始翌月から13ヵ月間、その月額料が無料。
新料金プラン「くりこしプラン+5G」と「povo」との比較
「povo」と「くりこしプラン」の違いは、「くりこしプランM」では、月額料金2,480円で同一、データ容量は15GBで、povoの方が5GB多くなっています。
「くりこしプランL」では、月額料金3,480円で、povoより1,000円高く、データ容量は25GBで、5GB多くなっています。
特に「くりこしプランM」は、povoと同一料金でにもかかわらず、5GB少ないですが「くりこしプランM・L」ともに余ったデータ量は翌月まで繰り越すことができるところがメリットでpovoとの差別化を図っているところです。
その他、povoとUQモバイルの差は、通話オプションが5分無料か10分無料の違いや、auと同様に、UQモバイルは、店舗・ショップのサポートを受けることができ、そのサービス差がコストにも出ています。
UQ学割(2021年度終了)
「UQ学割」のキャンペーン割引は、くりこしプランでも、引き続き適用することができます。
UQ学割とは、学割期間中に条件を満たしたユーザーが、UQモバイルへ申込むと最大8ヵ月間月額料金から、くりこしプランSで「580円割引」、くりこしプランM/Lで「1,000円割引」になります。
プラン名 | くりこし プランS | くりこし プランM | くりこし プランL | povo |
月額料金 | 1,480円 | 2,480円 | 3,480円 | 2,480円 |
UQ学割(翌月-8ヵ月間) | -580円 | -1,000円 | -1,000円 | 適用なし |
割引後月額料金 | 900円 | 1,480円 | 2,480円 | 2,480円 |
UQ学割の適用条件は、各1~3を同時に満たす必要があります。
学生本人
- 新規契約、機種変更(SIMカードの変更を伴う機種持込みを含む)、くりこしプランへのプラン変更*1 申込のいずれか
- 対象のくりこしプランへ加入、または加入していること
- 申込時点の契約者または利用者の年齢が5歳以上18歳以下の回線であること
家族
- 対象の「くりこしプラン」へ加入、または加入していること
- 受付期間内に初めて「UQ家族割」申込むこと
- UQ学割の条件を満たす学生回線を含むUQ家族割グループに所属している家族であること*2
- *1スマホプランからくりこしプランへのプラン変更、くりこしプラン間のプラン変更を除く。
- *2「UQ家族割」を適用開始した月にUQ学割の条件を満たす学生回線を含むUQ家族割グループに所属していない場合は対象外です。
UQモバイルのメリット
自宅セット割で月額料金がおトク!
「自宅セット割」は、「でんきコース」と「インターネットコース」の2コースがあり、対象のインターネットサービスまたは電気サービスのいずれかに契約しているユーザーが「くりこしプラン+5G」に申し込みをした場合、ユーザー本人とその家族ユーザーの月額料金が割引されます。
でんきコース
対象サービスは、「auでんき」または「UQでんき」となります。
でんきコースは、2021年9月2日からの提供開始となります。
インターネットコース
対象サービスは、「auひかり/auひかり ちゅら」など「ご自宅のインターネットサービス」(ネット+電話)または、「au ホームルーター 5G/auスマートポート」、一部対象ケーブルテレビ局の利用の方は、「ネット+テレビ」「テレビ+電話」でも可能です。
インターネットコースは、2021年11月以降受付開始となりますが、インターネットコースは、提供開始に先立ち、「インターネットコース先行キャンペーン」を実施し、同日9月2日から「くりこしプラン+5G」の月額料金を割引します。
インターネットコース先行キャンペーンを適用する場合は、専用サイトからインターネットコース先行キャンペーンに申し込む必要があります。G
通信速度が安定している
UQモバイルは、KDDI株式会社の回線を間借りして提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)であるUQコミュニケーションズ株式会社が提供していましたが、2020年10月1日に、KDDIは、UQコミュニケーションズのUQモバイル事業を承継し、auとUQモバイルの2ブランドを提供しています。
これにより、UQモバイルは、ソフトバンクのワイモバイルと同様に、MNOであるKDDIの完全サブブランドとなり、安定した通信速度を保証しています。
特に、キャリアから借りた回線でサービスを提供する格安SIM事業者(MVNO)に比べて、UQモバイルは、auのサブブランドとして、au回線をそのまま利用しているので、利用者が増える昼夜でも速度が低下するなく安定して利用することができます。
5Gが追加料金なしで利用できる
ワイモバイルは、新料金プラン「シンプル」から2月18日から、5G/4G共通の料金プランで5Gサービスを開始しましたが、UQモバイルは、遅れて、9月2日から提供開始しています。
対応するエリアは「au 5G」と同じとなります。
旧「スマホプラン」より月500円割引・M/Lはデータ増量
旧「スマホプラン」の家族割やギガMAX月割適用の廃止は、一見デメリットに見えますが、旧プランより月額料金が500円安くなっています。
2021年2月からの新料金プラン「くりこしプラン」では「ひとりでも、ずーーーっとおトク!余ったデータもくりこせる」をコンセプトとして、旧「スマホプラン」より月額料金を500円安くすることで、従来の家族割やギガMAX月割を廃止し、1人でも同じ料金プランで申し込むことができるようにしています。
家族割の適用を受けられない独身のユーザーやギガMAX月割でインターネット回線(UQ WiMAX)が限定されていたユーザーにとっては、その制約がなくなったことは、大きなメリットとなります。
また、くりこしプランM/Lは、データ通信容量が+5GB増量となり、より容量超過を気にせずに、安心して利用することができます。
余ったデータ量は翌月繰り越しできる
UQモバイルの最大の特徴である、使いきれずに余った当月分のデータ容量は、翌月に繰り越しすることができます。繰り越したデータ容量は、翌月末まで利用可能です。
容量消費(括弧内は有効期限)の順番は、繰り越し分(当月まで)>基本データ容量(翌月まで)>追加購入データ容量(90日後まで)の順で消費されます。
データチャージにより追加購入したデータ容量の有効期限は90日間で、追加購入する度にデータチャージ済分を含めてすべての追加データ残量の有効期限が90日に延長されます。
また、データチャージする方法は「コンビニでデータチャージカードを購入する」か「WEBからデータチャージする」の2パターンがあります。
500円/500MB単位でのチャージが一般的で、WEBなら、200円/100MB単位での少量チャージができますが、割高となりますので、毎月不足しがちな方は、上位プランへのプラン変更をおすすめします。
通話オプションが選択できる
UQモバイルは、月額料金に無料通話や通話料が安くなる「通話オプション」が含まれていません。
電話を利用しないユーザーは、通話オプションを選択しないことで、通信料を安く抑えることができ、電話を利用するユーザーは、自分に合った通話オプションを選択できるので、通話料を安く抑えることができます。
この柔軟性のある通話オプションは、UQモバイルのメリットです。
「節約モード」ならデータ通信消費ゼロ
もう一つの特徴が「節約モード」です。
これは、高速通信を必要としないときに「節約モード」に切り替えられることで、データ通信容量を消費せずに節約できるモードです。
節約モード時の通信速度は「くりこしプランS」で最大300Kbps、「くりこしプランM/L」で最大1Mbpsとなります。
「節約モード」は、SNSや音楽、WEB検索などの軽めのデータ通信であれば、問題なく使えるので「節約モード」なら実質データ通信使い放題ということになります。
「くりこしプランM/L」なら、最大1Mbpsで「節約モード」が利用できるので、SNSや音楽アプリを利用するユーザーにとってはかなりお得なサービスと言えます。
MNP転出・解約手数料無料
今や当たり前となっていますが、2年縛りなどはなく、いつ解約しても、または他社へ乗り換えても、解約手数料は発生しません。
2020年2月からau・povo・UQモバイル間の番号移行も手数料無料となります。
また、他社へのMNPの転出手数料(3,000円)も2020年4月から無料となります。
ただし、新規・MNP転入の事務手数料は、現時点では、3,000円となっています。
UQモバイルのデメリット
中容量プランがない
「くりこしプランS」は、3GBの小容量プランで、59.2%のユーザーの合ったプランと言えますが、その上位クラスの「くりこしプランM/L」のデータ容量は、いきなり15GB、25GBの大容量となり、7~10GBの中容量クラスのプランがありません。
7GB以下の利用ユーザーが約79.2%を占めるので、M/Lプランは、中容量として、例えば、7GB、10GBとして、月額料金を値下げするプランを用意していほしいところです。
UQモバイル「くりこしプランM」(月額2,480円・15GB)「くりこしプランL」(月額3,480円・25GB)とオンライン専用のpovo(月額2,480円・20GB)との住み分けが微妙と言えます。
他社のスマホはSIMロックを解除しなければ使えない
今までドコモやau、ソフトバンクの大手キャリアで使っていたスマートフォンをUQモバイルでも使う場合は、SIMロックを解除する必要があります。
SIMロックとは、スマートフォンを販売している大手キャリアとは別の会社のSIMカードでそのまま通信できないようにする制限のことです。
例えば、ドコモのスマホは、SIMロックがかかったままだとUQモバイルやau、ソフトバンクで使えません。
自前のスマートフォンをUQモバイルでもそのまま使いたい方は、SIMロックを解除が必要になります。また、UQモバイルは、auのサブブランドですが、auのスマートフォンも、SIMロック解除が必要です。
My docomoやMy au、My SoftBankといったインターネット上の会員サイトや、ドコモショップなど契約中の会社店舗・ショップでSIMロックも解除可能です。
キャリアメール・留守番電話は使えるが有料
大手キャリアやワイモバイルなら無料でメールアドレスを使えるますが、UQモバイルのキャリアメールは、有料(200円/月)となります。(~@ymobile.ne.jp)
ただ、今まで使えていたキャリアメールが使えなくなるというのも、キャリアから格安SIMに変更する際の心配のひとつでしたが、有料となりますが、利用することはできます。
正直Gmailを普段から使っている方には、関係ないポイントですが、スマートフォン専用のキャリアメールが欲しいという方は選択ポイントです。
また、留守番電話は、電話基本パック(380円/月)に加入することで、留守番電話サービス/三者通話サービス/迷惑電話撃退サービスを受けることができます。
新規・MNP転入の事務手数料は無料でない
新規・MNP転入の事務手数料は、現時点では、3,000円となっています。
この事務手数料は、今後ワイモバイルや楽天モバイルのように無料化を期待するところです。
MNPの手続き
対応機種を確認
所有のスマートフォンを利用する場合は、UQモバイルの対応機種か事前に確認します。
UQモバイルの動作確認済端末をキーワード、メーカー別などで検索することができます。
動作確認済端末であれば、SIMカードを挿すだけでUQモバイルの通信サービスを利用できます。
SIMロック解除手続き
SIMロック解除は、今所有のスマートフォンをそのまま使う場合のみ必要です。
最遅で申込日より前までに、早めにロック解除しておくことをおすすめします。
SIMロックを解除することで、自身のスマートフォンがSIMフリーになるだけで、引き続き現キャリアで利用できます。
回線切替後のSIMロックは自身で解除できず、転出先キャリアの店頭にて、解除手数料(3,000円)を払って解除することになりますので、ご注意ください。
端末をセットで申し込みする場合は不要です。
解除方法は各キャリアのサイトにて確認してください。
ドコモ
au
ソフトバンク
ワイモバイル
MNP手続き
予約番号を受け取る(auからは不要)
ドコモ・ソフトバンクからの乗り換えは、各社MNP予約受付窓口にて申し込んで、MNP予約番号を受け取ります。
auからの乗り換えは、番号変更となりますので、MNP予約は不要で、My auアカウントでログインして確認がとれれば完了です。
オンラインショップでのMNP予約番号での手続きは、MNPの有効期限が10日間以上残っている必要がありますので、有効期限が9日間以内の場合は再度MNP予約番号を取り直してください。
(取り直しは何度でも無料です。)
- docomo
携帯電話:151(無料)
一般電話:0120-800-000(無料) - SoftBank
携帯電話:0077-75470(無料)
一般電話:0077-75470(無料)
【参考】大手キャリアのMNP費用
キャリア | MNP転出手数料* | 契約解除料* |
NTTドコモ | 0円 | 最大9,500円 |
au | 0円 | 最大9,500円 |
SoftBank | 0円 | 最大9,500円 |
*2021年4月1日以降契約の「MNP転出手数料」は無料、「2年定期契約(2年契約)」のプランを利用している場合の「契約解除料」は1,000円、旧契約で「契約解除料」9,500円となっている契約は引き続き9,500円の解除料が発生します。
申込前の事前準備
オンラインストアから申込前に、下記の書類を事前に用意します。
- 本人確認書類
運転免許証(両面)・マイナンバーカード(表面のみ)等の本人確認書類(必要な場合は補助書類(公共料金領収書または住民票)も)を申込時にアップロードする必要があります。
※auの番号移行は、本人確認書類は不要です。 - クレジットカード
- メールアドレス
他社からの乗り換えの場合はキャリアメールを使用しないでください。 - MNP予約番号
MNP予約番号の有効期限が「10日以上」ある必要があります。
新規契約・auからの乗り換えの場合は不要です。
SIM購入と申し込み
オンラインショップで機種・SIMを購入、申込手続きを行います。
不明な点があれば、チャットで質問もできます。
申込手続・審査完了後、端末セットまたはSIMカードを通常は翌日に発送しますので、申込日から2~3営業日程度で到着します。
- 商品・料金プラン選択
・機種容量・カラー(購入する場合)
・契約方法(新規契約・のりかえ(MNP)・機種変更)
・機種代金支払方法(36回払・24回払・一括払い)
・料金プラン(くりこしプランS/M/L)
・通話オプション(通話パック・かけ放題)
・オプションサービス(つながる端末保証など)
・アクセサリー・オプション品
・下取りサービス
・年齢確認(18歳以上・未満)
・契約先(KDDI・沖縄セルラー) - 契約条件の確認(MNPの場合)
・他社から乗り換え(MNP)情報確認
・MNP転入理由アンケート
・重要事項説明等
・データ通信等の情報利用および第三者提供について
・個品割賦販売契約約款等
・au IDの申し込み
・auスマートパスプレミアムの申し込み - 契約者情報入力
・ご契約者様情報
・ご利用様情報 - 請求者情報入力
- 入力内容確認
- 完了
スマホ本体の初期設定
iPhone 8/7/SE/6s/6シリーズの場合
- 今のiPhoneの電源を切り、 転出元のSIMカードを取り出す
- UQモバイルのSIMを差し込んだ後、電源を入れます。
- 画面の指示に従い、Apple IDとパスワードの入力を行い準備完了です。
iPhone 12/11/XR/XS/Xシリーズの場合
- 今のiPhoneの電源を切り、 転出元のSIMカードを取り出します。
- UQモバイルのSIMを差し込んだ後、電源を入れます。
- 画面の指示に従い、Apple IDとパスワードの入力します。
- 動作確認端末一覧を参照し、プロファイルをインストールして準備完了です。
Androidの場合
- 今のスマホの電源を切り、転出元のSIMカードを取り出します。
- UQモバイルのSIMを差し込んだ後、電源を入れます。
- SIMロック解除コードを入力し、SIMロック解除します。
- 動作確認端末一覧を参照し、 必要に応じてAPNを設定して準備完了です。
MNPベストタイミングはいつ!
乗り換えMNPのベストタイミングは、転出元のキャリアと転出先のUQモバイルの両方からできるだけ「重複請求が少なく済む日」を乗換日とするのがベストなタイミングです。
転出先と転出元の基本料の計算規定は、以下の通りです。
解約月の基本料は、日割り計算でなく、満額請求となりますので、いつ解約しても1ヶ月分の基本料を払うことになります。
転出先(UQモバイル)
契約月の基本料は、日割り計算となります。
これらより、転出元の締め日が月末日の場合は、転出元を月末日に解約するのが一番です。
ちなみに解約日は転出先(UQモバイル)の回線切替手続きが完了した日となります。
一方、転出先のUQモバイルは、契約月は日割り計算となりますので、月末日に開通手続きするれば、1日分で済みます。
ただ、月末にフォーカスすると、万一、トラブルや急用などで手続きできなくなる可能性もありますので、少し余裕の2~3日前に完了しておくのが無難かと思います。
基本的には、ソフトバンクから乗り換える場合は、各締め日の10日、20日、月末日を、ドコモ・auから乗り換える場合は、月末日を意識して、締め日の7~10日前にオンラインにてUQモバイルの申込手続きを行うがよいことになります。
私の例となりますが、ご参考まで申込みから開通までのスケジュールとなります。
No. | 手続き内容 | 手続き日時 |
① | SIMロック解除日 | N-15日 |
② | 予約番号取得日 | N-7日 |
③ | 申込日 | N日 14時 |
④ | 商品発送日 (発送通知メール) | N+1日 13時 |
⑤ | 商品到着日 | N+2日 18時 |
⑥ | 回線切替日 | N+3日 20時 |
①のSIMロック解除は、申込日前でも可能ですので、早めに手続きしておくことをことをおすすめします。
キャンペーン一覧
オンラインショップで、SIMのみ購入して同時に、「くりこしプラン+5G S/M/L」を契約した方に、下記契約方法に応じた金額をキャッシュバックします。
- 新規契約(S/M/L):3,000円
- MNP契約(S):6,000円
- MNP契約(M/L):10,000円
さらに、新規で、UQ学割を3か月目までに適用(契約月を1ヵ月目とする)された場合は、下記のとおり増額されます。(2021年は終了)
- くりこしプランSの場合:3,000円増額
- くりこしプランM/Lの場合:7,000円増額
端末ラインナップ
2021年6月10日から5G対応の「iPhone 12 mini」「iPhone 12」の取扱いを開始しています。
MNPなら、iPhone 12 mini 64GBモデルで、税込68,065円、iPhone 12 64GBモデルで、税込81,430円となります。
その他のiPhoneは、人気の「iPhone SE(第2世代)」をはじめ、2021年4月23日から取扱開始している「iPhone11」が、MNPで、くりこしM/Lなら、64GBモデルで税込49,680円で購入できます。
また、認定中古品(au Certified)のiPhone 8やiPhone XRも、オンラインショップで、新規・MNP(au以外)で「くりこしプラン」セットで申込・購入できます。
その他、人気のAndroid端末も、充実したラインナップから選択することができます。
のりかえプラン+5G(M/L)
・新規・MNP 最大22,000円割引
のりかえプラン+5G(S)
・新規・MNP 最大17,600円割引
※機種変更は機種により割引額が相違します。
iPhone
※ 写真の販売価格はMNP・くりこしプラン+5G M/Lの場合。
MNP(くりこしM/Lの場合) | 本体価格 | 一括 | 分割 | |
製品名(税込) | 1回 | 24回/月 | 36回/月 | |
iPhone 12 mini(64GB) | 90,065円 | 68,065円 | 2,836円 | 1,891円 |
iPhone 12 mini(128GB) | 95,240円 | 73,240円 | 3,052円 | 2,070円 |
iPhone 12(64GB) | 103,430円 | 81,430円 | 3,450円 | 2,034円 |
iPhone 12(128GB) | 108,260円 | 86,260円 | 3,594円 | 2,396円 |
iPhone 11(64GB) | 71,680円 | 49,680円 | 2,070円 | 1,380円 |
iPhone SE2(64GB) | 55,270円 | 33,270円 | 1,485円 | 990円 |
iPhone SE2(128GB) | 61,250円 | 39,250円 | 1,980円 | 1,320円 |
iPhone 8(64GB)au Certified | 22,000円 | 11,880円 | 495円 | 330円 |
iPhone XR(64GB)au Certified | 40,320円 | 18,720円 | 780円 | 520円 |
Android
Galaxy A21・AQUOS sense3 basicは、他社からのMNPなら、本体一括550円と超割安価格となっています。
MNP(くりこしM/Lの場合) | 本体価格 | 一括 | 分割 | |
製品名(税込) | 1回 | 24回/月 | 36回/月 | |
OPPO A54 5G | 28,765円 | 6,765円 | ― | ― |
AQUOS sense5G | 17,890円 | 14,400円 | 600円 | 400円 |
Galaxy A21 | 22,000円 | 550円 | ― | ― |
AQUOS sense3 basic | 22,000円 | 550円 | ― | ― |
BASIO 4 | 34,580円 | 12,580円 | 524円 | 350円 |
Redmi Note 10 JE XIG02 | 28,765円 | 6,765円 | ― | ― |
まとめ
2021年2月1日より提供開始となったUQモバイルの新料金プラン「くりこしプラン」は1種類のみで、1ヶ月に利用できる高速データ通信容量によって、S/M/Lのサイズを選べます。
そして、今回、旧「スマホプラン」の家族割やギガMAX月割適用は廃止(UQ学割は継続適用可)し、その分、旧プランより月額料金が500円安くすることで、より割安に、1人でも同じ料金プランで申し込むことができ、とても分かりやすい料金プランになっています。
また、くりこしプランというプラン名からも、従来の余ったデータ容量は翌月末まで、繰り越すことができ、さらに、高速通信を必要としないときに「節約モード」に切り替えられることで、データ通信容量を消費せずに節約することもできます。
節約モードは、SNSや音楽、WEB検索などの軽めのデータ通信であれば、問題なく使えるので、節約モードなら実質データ通信使い放題ということになります。
高速通信は、auのサブブランドとして、auの通信速度と同じで、回線が混雑する時間帯でも安定して利用することができます。
UQモバイルでは、オンライン・店舗から申し込みができますが、オンラインであれば、待ち時間もなく、在庫もすぐに確認できるため、無駄な手間もかかりませんので、おすすめします。
UQモバイルの新料金プランとそのメリット・デメリットや申込方法などをまとめて解説してきました。
ぜひ、この記事を参考にUQモバイルに申し込んでお得に利用しましょう!
家族で利用するなら、また、一人で申し込む場合でも、自宅のインターネット回線をSoftBank光・Airとセットできるなら、ずっと1,080円の割引適用を受けれる「ワイモバイル」をおすすめします。
ワイモバイルの新料金プランの詳細については、この記事を参考にしてください。
また、ワイモバイルとUQモバイルの新料金プランの比較は、この記事を参考にしてください。
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