2022年3月に発売される「第3世代のiPhone SE」は、第2世代と同じ筐体に、最新のiPhone13と同じ「A15 Bionic」プロセッサを搭載、5G対応で、カメラ、バッテリ性能も向上しています。
期待していたお値段ですが、残念ながら販売価格は、第2世代64GBモデルが税込5万円を切っていたのに比べ、第3世代は、64GBモデルで税込57,800円(Apple Store)ですが、依然として、コストパフォーマンスに優れたモデルとなっています。
この記事では、今の通信契約を維持しながら、最新のiPhone SE3を通信契約なしで端末のみ購入したい方に向けに、最もお得な購入方法をご紹介します。
※Apple Store及び各キャリアともに、iPhone 13シリーズと同様にSIMフリー版で発売されます。
- 予約開始:2022年3月11日(金) 22時
- 発売開始:2022年3月18日(金) 8時
本体一括払いなら「楽天市場」が超おトク
端末購入のみの場合は、一括価格では、「Apple Store」「楽天モバイル楽天市場店」が「最安」となりますが、さらに「楽天モバイル公式楽天市場店」なら、SPUで楽天ポイント還元があります。
楽天会員に登録して楽天カードに加入すれば、端末購入価格の3%ポイント還元となります。
さらに、毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント5倍となりますので、5と0のつく日に購入すれば、およそ8%ポイント還元となります。
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モデル(税込) | Apple Store | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
64GBモデル | 57,800円 | 65,230円 | 65,335円 | 67,680円 | 57,800円 |
128GBモデル | 63,800円 | 75,097円 | 75,190円 | 74,880円 | 63,800円 |
256GBモデル | 76,800円 | 94,248円 | 93,720円 | 90,000円 | 76,800円 |
※UQモバイルはau、ワイモバイルはソフトバンクと同じ価格。
楽天モバイル以外の各キャリア・サブブランドは、App Storeよりも、高い価格設定となっています。
参考までに、「Amazon」は、税込57,800円(1%ポイント還元)で、6回払(9,634円/月)でも購入できます。
本体分割払いなら「Apple Store」が金利0%
Apple Storeならローン金利0%
Apple StoreのSIMフリー版は、金利0%最大24回払いの「ペイディあと払いプランApple専用」による分割払いで購入することができます。
Apple Store | 一括払価格 | 分割払価格(目安) |
64GBモデル | 57,800円 | 2,408円×24回 |
128GBモデル | 63,800円 | 2,658円×24回 |
256GBモデル | 76,800円 | 3,200円×24回 |
買替前提なら「端末購入プログラム」利用
キャリアで通信契約なしで、分割払いで購入する場合は、Apple Storeのようなローン金利0%プランはありません。
一定期間での端末返却を条件に、一定期間経過後の分割支払金を不要とする「端末購入プログラム」を利用して購入するしかあります。
2年利用など一定期間で買い替えを前提とするなら、実質的に端末価格を割引して買いやすくする端末購入プログラムがおすすめです。
キャリアの端末購入プログラムとは
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
適用プログラム | いつでもカエドキ プログラム | スマホトクする プログラム | 新トクする サポート | アップグレード プログラム |
分割回数 | 23回+残価分* | 23回+残価分 | 48回 | 48回 |
返却時期(支払月) | 1〜23回目 | 12〜23回目 | 25〜48 ヵ月目 | 25〜48 ヵ月目 |
支払不要額 | 残価分 | 残価分 | 最大分割24回分 | 最大分割24回分 |
回線契約 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
返却時買替 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
*ドコモは22ヶ月目までに返却した場合、残価額の支払い不要+毎月割引(600円)
*ドコモ・auの残価設定額
iPhone SE3 | ドコモ残価 | au残価 |
64GBモデル | 31,920円 | 30,720円 |
128GBモデル | 36,840円 | 35,400円 |
256GBモデル | 46,560円 | 44,040円 |
ドコモ「いつでもカエドキプログラム」
機種代金から「残価」を差し引いた代金を24回に分割して支払うことで、毎月の支払額を安く抑えられる端末購入サポートプログラムです。
1〜22回目支払までに端末を返却する場合は、残価(24回目支払)の支払いが不要となるだけでなく、23回目支払までの毎月返済額は、早期返却として毎月割引(600円)が受けられます。
au「スマホトクするプログラム」
ドコモと同様に、機種代金から「残価」を差し引いた代金を24回に分割して支払うことで、毎月の支払額を安く抑えられる端末購入サポートプログラムとなります。
ドコモとの違いは、購入後、1〜11回目支払の間での返却はできないところで、12〜23回目支払までに端末を返却する場合のみ、「残価」(支払24回目)の支払いが不要になります。
その他の特典として、購入した機種代金を「au PAYカード」で支払うと、最大で支払総額の5%相当のPontaポイントを還元する「スマホトクするボーナス」が適用されます。
ソフトバンク「新トクするサポート」
対象機種を48回の分割で購入することで、毎月の支払額を安く抑えられる端末購入サポートプログラムです。
購入した端末を24回目〜48回目支払後に返却すると、残りの支払い(最大24回分・最大半額)が不要になります。
また、24回目支払前までに、新機種に買い換えたい場合は、「1年くりあげオプション」を利用すれば、au同様に、1〜11回目支払の間での返却はできないが、12回目支払後、13~24回目までの支払いを引き続き行うことで、25回目以降の支払いが不要になります。
楽天モバイル「iPhoneアップグレードプログラム」
iPhoneなどの対象機種を48回の分割で購入して「楽天カード」で支払うことで、毎月の支払額を安く抑えられる端末購入サポートプログラムです。
支払24回目の支払後に購入したiPhoneなどを返却すると、残りの支払い(最大24回分・最大半額)が不要になります。
ただし、返却時には事務手数料3,300円がかかります。
端末購入プログラムの適用価格
各キャリアの価格を比較すると、ここでも、iPhone SE3の端末価格が最安の楽天モバイルが断トツの結果となります。
64GBモデル
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
分割価格 | 1,448円×23回+残価 (一括65,230円) | 1,505円×23回+残価 (一括65,335円) | 1,410円×48回 (一括67,680円) | 1,204円×48回 (一括57,800円) |
実質負担金 | 1,448円×23回 (33,310円) | 1,505円×23回 (34,615円) | 1,410円×24回 (33,840円) | 1,204円×24回 (28,896円) |
128GBモデル
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
分割価格 | 1,663円×23回+残価 (一括75,097円) | 1,730円×23回+残価 (一括75,190円) | 1,560円×48回 (一括74,880円) | 1,329円×48回 (一括63,800円) |
実質負担金 | 1,663円×23回 (38,257円) | 1,730円×23回 (39,790円) | 1,560円×24回 (37,440円) | 1,329円×24回 (31,896円) |
256GBモデル
ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル | |
分割価格 | 2,073円×23回+残価 (一括94,248円) | 2,160円×23回+残価 (一括93,720円) | 1,875円×48回 (一括90,000円) | 1,600円×48回 (一括76,800円) |
実質負担金 | 2,073円×24回 (47,688円) | 2,160円×23回 (49,680円) | 1,875円×24回 (45,000円) | 1,600円×24回 (38,400円) |
楽天モバイル公式
docomo Online Shop
au Online Shop
SoftBank オンラインショップ
iPhone SE3を買うなら
端末購入プログラムを利用すると、購入時の価格は、実質半額で分割で購入できます。
「本当にお得なの?」
端末は返却することが条件なので、2年使用を前提に新端末を買い替える必要があります。
プログラム利用時は、新端末を安く購入できますが、2年後にはその端末は返却するため、あらためて新端末を購入する際は、下取りできないわけです。
特に最近の端末は性能が向上し、バッテリを交換すれば、4~5年は十分に使えます。
そう考えると、2年毎に端末を買い替える端末購入プログラムがお得なのか、逆に2年で買い替え続けなければならないところも面倒ではあります。
実際、ドコモやauの残価は、下取り価格よりは、若干高めに設定されていますが、その分本体価格もApple Storeよりも高いので、最初から本体を一括でできるだけ安く購入して、2年後にその端末を下取りに出すのと変わらないところです。
その分、2年後の買い替えの制約もなくなるわけです。
端末購入プログラムを利用する前提は、下記のようなユーザーではないでしょうか。
そうでなければ、おすすめできないところです。
- ヘビーユーザーでキャリアで無制限に利用する
- 新しもの好きで2年後に端末を買い替えられる
- キャリア間で2年毎に乗り換えできる
- プログラム適用の割引額が将来の下取り価格より高いと予想される
新発売されたiPhoneを購入するために、キャリア間で乗り換えを繰り返して、端末割引(最大22,000円)キャンペーンで購入しても、結局転入・転出の事務手数料や乗り換え時に重複する高い通信料などで相殺され、余計な手続きや手間の割には、割引額は僅少で、時間を浪費するです。
通信契約は、サブブランドやオンライン専用プラン、格安SIMのままにして、iPhone SE3本体を購入するのが、結果的に縛られずお得に利用できると思います。
その中でも、楽天モバイル公式楽天市場店なら、一括払いとなりますが、iPhone SE3(64GB)本体が一番安く購入することができます。
一括払いがきつい方は、Apple Storeでの24回分割払い(金利0%)をおすすめします。
iPhone SE3の購入ご検討の一助になれば幸いです。
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