iPhoneショートカット「写真付き定型ツイートの自動作成」【応用編】レシピ2

iPhone/iPad

iPhoneショートカット「応用編」の第2弾(レシピ2)となります。

今回の応用編では、入力ファイルからデータを読み込んで、何らかの処理をして、その結果を出力する一連のショートカットを作成してみましょう。

今回のレシピで、取り扱う主なアクションは次の通りです。

カテゴリ項目アクション
スクリプティングリストリスト
スクリプティングリストリストから選択
書類ファイルストレージファイルを保存/に追加
書類テキスト入力からテキストを取得
スクリプティング変数変数を設定
スクリプティング変数変数を追加
メディア写真写真を選択
App/共有Twitterツイート
共有クリップボードクリップボードにコピー

現在iOS13対応のショートカットで利用できる全アクションと全オートメーションを一覧にまとめていますので、参考にしてください。

iPhoneショートカットのアクション・オートメンション一覧表【資料編】
iOSのショートカットには、多くのアクションが用意されています。現在iOS13対応のショートカットで利用できる全アクションと全オートメーションを一覧にまとめました。アクションの使い方は、各アクションの(i)アイコンをタップすると確認できます。

 

今回は、毎日の「あいさつツイート」を作成するショートカットを作成します。

 

エリカさん
エリカさん

朝、ツイートする際に、定型部分を簡単に入力できると便利です。

 

ダパン君
ダパン君

「おはようございます。」とか「よろしくお願いします。」の定型文の入力は、キーボードのユーザー辞書に登録しておくことや予測入力をONにしておくことでも、かなり省力化はできますね。

今回は、ショートカットを使って、定型文をリスト化して、そのリストの定型文を組み合わせて、あいさつ文を作成し、さらに写真も添付して、ツイートするところまでを自動化してみましょう。

 

ショートカットの作成が初めての方はこの記事を参考にしてください。

iPhoneの「ショートカット」アプリが超便利【基本編】
iPhone・iPadの「ショートカット」は、複数の操作やアプリを必要とする一連の作業を予め登録しておくことで、いつでも最短ワンタップで作業を自動化できる時短アプリです。「ショートカット」は「アクション」を追加・組み合わせることで作成することができます。自分の行動をトリガーとして種々のショートカットを起動できるオートメーション機能も便利です。アプリには便利な既成のショートカットが「ギャラリー」呼ばれるところに用意されています。

 

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iPhoneショートカットの構成

あいさつツイートの構成

  • 前文(挨拶)
  • 主文(A・B)
  • 末文(結び)
  • 写真

iPhoneショートカットの流れ

  1. 前文のリスト化
  2. 前文から選択
  3. 選択した前文を保存(上書き)
  4. 主文(A・B)のリスト化
  5. 主文(A・B)から選択
  6. 選択した主文(A・B)を追加
  7. 末文のリスト化
  8. 末文から選択
  9. 選択した末文を追加
  10. 保存ファイルからテキストを取得
  11. 変数(x)をそのテキストに設定
  12. その変数(x)を変数(z)に追加
  13. 写真を選択
  14. 変数(y)をその写真に設定
  15. その変数(y)を変数(z)に追加
  16. 変数(z)をツイート

iPhoneショートカットの作成

前文の作成

前文のリスト化

スクリプティングから「リスト」のアクションを追加して、前文(あいさつ)をリスト化します。

カテゴリ項目アクション
スクリプティングリストリスト

前文から選択

作成した「前文(あいさつ)リスト」から選択するアクションを作成します。

「+ボタン」をタップし、スクリプティングから「リストから選択」アクションを追加すると、作成した「リスト」の次に連結されて「リストから選択」が追加されます。

カテゴリ項目アクション
スクリプティングリストリストから選択

ここで、このショートカットに適当に名前を付けて、実際動かしてみると、このように「リスト」から選択肢が表示されます。選択肢の「テキスト」は空行として用意しておきます。

選択した前文を保存(上書き)

選択した前文(おはようございます☀)をファイルストレージに保存する設定をします。

書類から「ファイルを保存」アクションを追加します。左図の通り「選択した項目」(前文)は、指定した保存先に保存されます。

指定する保存先(ファイル)は、右図の通り「ファイル」アイコンから「iCloud Drive」「ショートカット」フォルダの「greeting」(ファイル名は任意で付ける)とします。

ここでは「ファイルが存在する場合は上書き」を「オン」にしておきます。
これは、作成したツイートを保存する必要はないので、次回最初から作成する際は、上書き保存とすることで塗り替わります。

この後に追加する主文、末文は、前文に追加して行くので、上書きは「オフ」にします。

カテゴリ項目アクション
書類ファイルストレージファイルを保存

「greeting」ファイルにテキスト「おはようございます☀」が保存されているのが確認できます。

主文の作成

主文のリスト化

前文と手順は同じです。
スクリプティングから「リスト」のアクションを追加して、主文をリスト化します。

カテゴリ項目アクション
スクリプティングリストリスト

主文からの選択

前文と手順は同じです。
作成した「主文リストから選択する」アクションを作成します。
「+ボタン」をタップし、スクリプティングから「リストから選択」アクションを追加すると、作成した「リスト」の次に連結されて「リストから選択」が追加されます。

カテゴリ項目アクション
スクリプティングリストリストから選択

選択した主文を追加

今回は前文と若干設定が異なります。

選択した主文(厳しい暑さが続きますが)を先ほど保存した前文に続けて、ファイルストレージに追加する設定をします。

書類から「ファイルに追加」アクションを追加します。

保存先(ファイル)は、前文と同様に「iCloud Drive」「ショートカット」フォルダの「greeting」(ファイルパスも前文と同じ)に追加保存します。

追加保存するため「新しい行を作成」を「オン」にします。「オフ」の場合は改行なしとなります。

カテゴリ項目アクション
書類ファイルストレージファイルに追加

末文の作成

主文と同じ手順となりますので、設定画面を載せておきます。

今回は末文(A)と末文(B)に分けて作成します。その方が定型文の組み合わせが増えて、使い勝手がよくなります。

末文(B)は改行しないので「新しい行を作成」「オフ」にします。

例:本日もよろしくお願いします🐼

末文(A)の作成

末文(B)の作成

作成したファイルからテキストを取得

iCloud Drive」のストレージに、作成した「前文、主文、末文(A)+末文(B)」のテキストを取得します。

書類から「入力からテキストを取得」アクションを追加します。

追加すると「追加されたファイルからテキストを取得」となっていますが「追加されたファイル」に作成したテキスト文が保存されています。

カテゴリ項目アクション
書類テキスト入力からテキストを取得

変数の設定と変数の追加

「変数」は、とても便利なアクションなので、ここで詳しく見て行きましょう。

「変数」とは、テキスト、イメージ、Webページ、データ辞書などのコンテンツをラベルを付けて格納する箱のようなものと考えてください。

いろいろな箱に名前をつけてテキストや写真などを格納するイメージです。(一時的にメモリに保存したデータですね。)

今回は、先ほど作成したツイート文と写真をこの変数という箱に格納して行きます。

変数のアクションは2つあり、スクリプティング変数の各アクションの(i)をタップすると、下記の説明が確認できます。

変数を設定
指定された変数の値をこのアクションの入力に設定します。
変数に追加
このアクション入力を指定された変数に追加します。
その変数が存在しない場合は作成します。
これによって1つの変数に複数の項目を含めることができます。

わかりにくい説明ですが、ここで言っている「アクション入力」とは、今回作成した「ツイート文」と「写真」です。

もう少し具体的に説明すると、こんな感じです。

変数を設定
作成したテキスト(ツイート文)に変数を設定する、すなわち、テキスト(ツイート文)を格納する変数(箱)にラベル(今回は、x, y, z)を付けることです。
変数に追加
ラベルを付けた変数(箱)に「ツイート文」を格納することです。

それでは、実際に「変数を設定」して「変数に追加」してみましょう。

iCloud Drive」から取得した「テキスト」(ツイート文)に変数x(変数名は何でもかまいませんが今回は仮に‘x’とします。)を設定します。その変数x変数zに追加(格納)します。

カテゴリ項目アクション
スクリプティング変数変数を設定
スクリプティング変数変数に追加

変数を図でイメージすると、こんな感じです。

写真を選択と変数の追加

次に既に変数zの箱に入っているツイート文に貼る写真を選択するアクションを設定します。

メディアから「写真を選択」アクションを追加します。写真は「複数を選択」「オン」します。

「写真」アルバムから選択する「写真」(複数可)変数y(変数名は何でもかまいませんが今回は仮に‘y’とします。)を設定します。その変数y変数zに追加(格納)します。
テキストと同じ手順です。

カテゴリ項目アクション
メディア写真写真を選択

(変数z)をツイート

最後に「共有」から「ツイート」アクションを追加し、変数zをツイートする。

変数zには、ツイート文(変数x)と写真(変数y)が入っていますね。

カテゴリ項目アクション
App/共有Twitterツイート

最後に

ショートカットの名前は「写真付き定型ツイート」とします。
設定は基本編で説明した通り、名前を付けて好きなアイコンを選択、「ヴィジェットに表示」は「オン」してヴィジェットから操作できるようにしておきましよう。

それでは、ここまで作成したシュートカットを動かしてみましょう。緊張の一瞬ですね。
あいさつ文と写真(複数可)を選択すると、Twitterアプリが起動して「写真付き定型ツイート」の完成です。

 

ダパン君
ダパン君

あと少し応用になりますが「ツイート」ではなく「クリップボードにコピー」しておけば、手動にはなりますが、メール、LINE、Instagramに直接コピーすることができますね。

 

カテゴリ項目アクション
共有クリップボードクリップボードにコピー

定型文の作成方法はショートカットに限らず、いろいろな方法があると思いますが、今回は、ショートカットを作成する上、今後応用の効くアクションを中心に紹介しました。
特に「入力→処理→出力」プロセスのショートカット化はいろいろな作業を自動化するうえで参考になるものと思います。

今後も便利なショートカットやアクションを紹介して行きますのでご期待ください。

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