iPhone「Safari」意外と知らない便利な使い方とテクニック

iPhone/iPad

iPhoneユーザーの大半は、標準ブラウザ「Safari」をデフォルト(標準設定)で使用しています。

ブラウザアプリは、Webサイトが閲覧できれば、十分と思っている方も多いですが、実は意外と知らない便利な機能が搭載されています。

もし、標準設定のまま使っているなら、この記事を一読することで、便利な機能や裏ワザを知ることができ、使い勝手の向上につながります。

この記事では、iOS 14版のSafariのご紹介となります。
(最後にiOS 15ベータ版のプレビューも載せています。)

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Safariのツール―バーの構成

Safariを効率的に操作するための「ツールバー」(上下バーの総称)が用意されています。

画面上部には、検索やURLが表示される「アドレスバー」画面下部には、タブを操作する、ブックマーク・リーディングリストを追加する、サイトを共有する「ツールバー」があります。

アドレスバーの便利機能

アドレスバーには、サイトのURLが表示され、当該欄で検索できるほかに、その左にある「ぁあ」(Webサイト表示時)をタップすると、下記の選択メニューが表示され、各機能が利用できます。

各機能について、順番に解説します。

文字サイズの変更

Safariで表示された文字が見にくい場合には、簡単に文字を拡大または縮小することができます。

下記例では、右側の「あ」をタップすると、拡大し、小さい「ぁ」をタップすると、縮小します。

拡大率:115%・125%・150%・175%・200%・250%・300%
縮小率:85%・75%・50%
また、画面をピンチアウト・インすることでも、拡大・縮小することはできます。

リーダー表示を表示

Safariには、余計な広告を取り除き、テキストと画像などのみで閲覧できる「リーダー」という機能があります。とにかく余計な広告を消して、文章だけをじっくり読みたい人におすすめです。

ただし、すべてのWebサイトでリーダー機能を利用できるわけではありません。

Safariがリーダー機能を適用できると判断したWebページだけ表示可能です。
表示条件に合わないWebページは、リーダー機能を利用することはできません。

適用できると判断した場合は、Webページが表示される直前に、アドレスバー欄に「リーダー表示を使用できます」という文言が表示されます。

実際のリーダ機能として、AppleのHPは、リーダー表示が利用できないサイトなので、他のサイトで表示例を見てみましょう。

広告のあるページの左にある「ぁあ」をタップします。

選択メニューの「リーダー表示を表示」をタップします。

すべての広告が消えて、文字と画像のみとなり、読みやすくなりましたね。

ツールバーを非表示

選択メニューの「ツールバーを隠す」をタップして、上部のアドレスバーを小さくして、下部のツールバーを消すことで、上下のスペースが広くなり、Webページを快適に閲覧できるようになります。

画面上部のアドレスバーと下部のツールバーが非表示となり、ページの縦幅が広くなり、見やすくなりました。
また、上部の小さくなったアドレスをタップすれば、簡単に元に戻すことができます。

上にゆっくりスワイプしてスクロールしても、ツールバーを隠すことができます。

デスクトップ用Webサイトを表示

デバイスの種類に応じて、表示するWebページを変えるしくみを採用しているWebサイトに適用できる機能で、すべてのWebサイトで利用できる機能ではありません。

デバイスの種類ではなく、画面サイズに応じて同じページを異なるデザインで表示するレスポンシブデザインを導入しているサイトは、デスクトップ用表示に切り替ることはできません。

Yahoo! JAPANのサイトが、デスクトップ用表示に切り替え可能なので、その手順を見て行きましょう。

モバイル用Webサイトの表示ページ左上(デザインバー)にある「ぁあ」をタップします。

選択メニューの「デスクトップ用Webサイトを表示」をタップします。

モバイルサイトに限定した機能しか使えない場合は、デスクトップ用Webサイトに切り替えて利用すると便利です。

Webサイトの設定

選択メニューの「Webサイトの設定」をタップして、今見ているサイトの個別設定ができます。

Webサイトごとに、Webサイト表示の切り替えや自動的にリーダー表示する機能を個別に設定することができます。トグルボタンをONにして設定します。

また、すべてのWebサイト閲覧時に適用するには、「設定>Safari>WEBサイトの設定」で設定できます。

画面上部をタップで先頭に戻る

縦に長いサイトを下の方まで閲覧した後、素早く先頭に戻りたいときは、スワイプでスクロールするか、スクロールバーを押さえながらスワイプしてもいいが、それ以外の方法として、画面上部のステータスバー(時計やアンテナピクトが表示されているエリア)をタップ(ツールバーを隠している場合はダブルタップ)することで、簡単に先頭に戻ることができます。

タブの便利機能

ここでは、開いたページの前後に戻る左下の< >ボタンと右下の ページボタン(タブ)ボタンの使い方を解説して行きます。

開いた複数ページの前後に移動

Webページのリンクをクリックすると、通常、同一タブに上書きされるように、リンク先が表示され、開いた複数ページの前後に移動する場合は、「<」「>」ボタンを繰り返しタップすることになります。

この方法は、開いたリンク先ページが少ないと、特に問題ないですが、いくつものリンク先を開いていると、目当てのページに移動したい場合には、「<」「>」ボタンを何度かタップすることになり、結構面倒です。

そんなときは、次に解説する、別タブを開いておくと、見たいページにダイレクトに移動することができて便利です。

リンク先を別タブで開く

別タブで開くには、「新規タブを開く」「バックグラウンドで開く」の2つの方法があります。

「新規タブで開く」は新たに開いたタブが前面に表示され、すぐに見たい時に便利です。

一方「バックグラウンドで開く」は、新しいタブは開きますが、「新規タブを開く」とは違って、前面には表示されず、裏側(バックグラウンド)で開いて行きます。
とりあえずリンク先サイトを「バックグラウンドで開く」で開いておくと、後でまとめて見たい時に便利です。

別タブで開く設定方法

Safariのデフォルト設定は、「新規タブを開く」となっていますが、「バックグラウンドで開く」場合には、下記の通り「設定>Safari>タブ>リンクを開く」で設定変更します。

「新規タブを開く」「バックグラウンドで開く」の2つの方法を選択することができます。

2つのいずれの方法も、リンク先を「長押し」することで、リンク先を別タブで開くことができます。

新規タブで開く

Webページのリンク先を「長押し」することで、下記の選択メニューが表示され、「新規タブを開く」をタップすることで、リンク先を別タブで開くことができます。

新規タブで開かれたリンク先のページ右下の ページボタン(タブ)ボタンをタップすると、新規タブが追加されていることが確認できます。

バックグラウンドで開く

Webページのリンク先を「長押し」することで、下記の選択メニューが表示され、「バックグラウンドで開く」をタップすることで、リンク先を別タブで開くことができます。

「バックグラウンドで開く」をタップすると、リンク先の文字(見本では「購入 >」)が上に飛んで、ページの右下の ページボタン(タブ)ボタンに入るアニメーション付きで、バックグラウンドにタブ追加できます。

バックグラウンドで開いたリンクページは、ページ右下の ページボタン(タブ)ボタンをタップして、複数のページを確認でき、目当てのページに移動することができます。

Webページのリンク先を「長押し」することで、新規タブ、バックグラウンドで開くことができますが、選択メニューを1タップする手間がかかります。
そこで、長押しではなく、「2本指でダブルタップ」することで、メニュー選択なしで、別タブで開くことができます。
ただし、iPhoneの画面は小さいので、少々やりずらいところが難点です。

開いたタブを一括して閉じる

「Safari」は、Webページを「タブ」として、複数開くことができます。

タブはページ数の制限なしに開くことができるので、ブックマークから開くのが面倒だから、あるいは、複数のサイトを比較して見たいから、複数のタブを開いたままにして増え続け、気が付けば、数十ページのタブとなり、「ひとつひとつ閉じてられない!」と嘆いている方が意外と多いのではないかと思います。

そんなときは、簡単にタブを一括して(まとめて)閉じる(削除する)ことができます。

ページ右下の ページボタン(タブ)ボタンを長押しすることで、バックグラウンドで開いているページを一括して閉じることができます。

また、ページ右下の ページボタン(タブ)ボタンをタップして、複数のページを表示させて、「完了」を長押しすることで、開いているページを一括して閉じることができます。

閉じたタブを再表示

複数のタブを開いていると、誤って閉じてしまって、再度閉じたサイトを開きたい、また、過去に見たサイトをもう一度見たい時には、ページ右下の ページボタン(タブ)ボタン をタップして、タブ一覧の下中央にある 新規タブボタン ボタンを「長押し」すると、「最近閉じたタブ」の履歴(リスト)が表示されるので、この中から再度見たいサイトを選択することができます。

過去200サイトまで選択できるので、下フリックして該当サイト名をタップします。一番下が最新のサイトとなります。

タブにアイコンを表示

タブ一覧でサイト名の横にアイコン(ファビコン(小さなアイコン))が表示されていると、複数のタブから該当サイトを確認するのが容易になります。

Safariのデフォルト設定は、タブにアイコンは非表示となっていて、「タブにアイコンを表示」場合には、下記の通り「設定>Safari>タブ>タブにアイコンを表示」で設定変更します。

共有の便利機能

SafariのWebページを共有したい場合には、ページ下真ん中の 共有ボタン (共有)ボタンをタップすることで、「共有メニュー」が開き、AirDrop、メッセージ、メール、Twitter等で共有先に送信することができます。

共有ボタン(共有)ボタンをタップすると、共有メニューが表示されます。

共有メニューには、過去にLINEやメッセージなどをやりとりした人のアイコンを表示する「共有時の提案」があります。

iOS14から「設定>Siriと検索>Siriからの提案>共有時の提案」により、共有時の提案をドグルボタンでON・OFFすることができます。

iPhoneを仕事とプライベートで共有している場合には、プライバシーを保護するために「共有時の提案」をOFFにすることをおすすめします。

ブックマークの便利機能

 

iPhoneやiPadのSafariでよく利用するWebサイトやとっておきたいページは、「ブックマーク」に登録しておくと次回閲覧する時に便利です。

iPhoneやiPadのSafariでよく利用するWebサイトやとっておきたいページは、「ブックマーク」に登録しておくと次回閲覧する時に便利です。

ブックマークに登録しておけば、Webサイトをいちいち検索する必要がなく、そのブックマークをタップするだけで、いつでもそのページにアクセスすることができます。

ブックマークを追加・お気に入りに追加

SafariのWebページをブックマークしたい場合には、ページ下真ん中の 共有ボタン(共有)ボタンをタップして、下記「共有メニュー」が開いたら、「ブックマークを追加」をタップして追加します。

「ブックマーク」と「お気に入り」の違い

いずれも「ブックマーク」フォルダに保存されます。
ブックマークのフォルダ構成は、下記の通りで、ブックマークフォルダ内に、「+新規フォルダ」で、新しいフォルダをツリー形式で追加・整理することができます。

 ブックマーク
  ┗ ☆お気に入り
   ┗ フォルダ3(追加)
┗ フォルダ1(追加)
┗ フォルダ2(追加)

ブックマークからのアクセス
Safari  を開いて、ページ下右2番目の ブックマークボタン (ブックマーク)ボタンをタップして、ブックマーク一覧から登録済みのブックマークを選択します。
お気に入りからのアクセス

Safari  を開くと、ホーム(デフォルト)画面に、「☆
お気に入り」に登録したWebサイトのアイコンが並ぶので、その中から簡単に選択することができます。
また、Webサイトを閲覧中に、お気に入りに登録したサイトに移動する場合は、ブックマークからのアクセスと同様に、ブックマーク一覧から「☆お気に入り」を選択して、登録済みのブックマークを選択することもできますが、画面上のアドレスバーをタップするだけで、お気に入りアイコンが並ぶの
ホーム(デフォルト)画面に戻ることができます。
いちいちブックマークの画面を開く必要がないので、すばやくアクセスできますね。

Webサイトは、「ブックマークを追加」よりも、最初から「お気に入りを追加」にして、登録した方が使い勝手がよさそうですね。

リーディングリストに追加

Safariの「リーディングリスト」とは、Webページのデータを保存して、後から読み返せる機能で、その特長は、オフラインでもWebページを閲覧することができます。

SafariのWebページをリーディングリストに追加したい場合には、ページ下真ん中の 共有ボタン(共有)ボタンをタップして、下記「共有メニュー」が開いたら、「リーディングリストに追加」をタップして追加します。

ブックマーク・リーディングリストから閲覧

ブックマークやリーディングリストを閲覧するには、ページ下右2番目の ブックマークボタン (ブックマーク)ボタンをタップします。

ブックマークボタン (ブックマーク)ボタンをタップすると、ブックマークの一覧が表示され、登録したWebサイトを閲覧することができます。

ブックマークボタン (ブックマーク)アイコンの右の リーディングリストボタン(メガネ)アイコンをタップすると、リーディングリストの一覧が表示され、登録したWebサイトを閲覧することができます。

リーディングリストに追加
「オフライン表示に対応していません」と表示される場合があります。
その原因の多くは、そもそも、そのページがオフライン表示に対応していない場合と、対応している場合では、そのページのダウンロードができておらず、リーディングリストに登録するためのダウンロード作業を行う必要があります。ダウンロード方法(手動)
登録したリーディングリストを「長押し」します。

「長押し」すると、下記の選択メニューが表示され、その中の「オフライン用に保存」をタップして保存します。

保存されたか確認するには、再度、リーディングリストを「長押し」して、選択メニューが、「保存しない」と変わっていたら、保存済みを確認できます。


ダウンロード方法(自動)

自動的にオフライン用に保存するには、「設定>Safari>リーディングリスト>自動的にオフライン用に保存」でをONにすることで、リーディングリストに追加したいWebページが自動的にオフライン用に保存できます。

履歴から閲覧

ブックマークボタン (ブックマーク)アイコンの一番右の「履歴」(時計)アイコンをタップすると、履歴の一覧が表示され、過去に見たWebサイトを閲覧することができます。

タブの便利機能(閉じたタブを再表示)で解説した、ページ右下の ページボタン(タブ)ボタン をタップして、タブ一覧の下中央にある 新規タブボタン ボタンを「長押し」して「最近閉じたタブ」の履歴(リスト)を確認することもできます。

最後に

今年2021年9月にリリース予定の「iOS 15」で、「Safari」のデザインが変わります。

iOS 15プレビュー
みんなとつながる。集中する。iPhoneの知能を活用する。世界を広げる。そのすべての体験をサポートできるように、iOS 15には新しい機能の数々が詰め込まれています。

iOS15のSafariでは、URL・検索等のアドレスバーやタブなどのツールバーが画面下部にまとめて表示されるようになり、スクロールすると表示が消え、Webページの表示領域がより広くなるようです。

音声検索にも対応し、Siriを呼び出すことなく、スムーズに検索することもできるようで、また、Mac OSでは、お馴染みの Webブラウザ自体の機能を使いやすくしたり、見た目を変更したりするなどの「拡張機能」も追加されるようです。

iOS 15リリース後、このブログでも、iOS 15の概要やSafariの新機能をアップデートして、ご紹介して行きますので、乞うご期待ください。

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